1月25日はバーンズ・ナイト、

いい子がハギスを食べる日です。


(ここは『でした』と過去形にすべきか)


そもそもはスコットランドの誇る詩人

ロバート・バーンズの誕生日が

1月の25日でございまして、

彼の『ハギスに捧ぐ』という詩にちなみ

この日は各家庭でハギスが

煮られたり蒸されたりするのです。


ハギスというのはヒツジの内臓のひき肉に

各種スパイスとカラスムギと玉ねぎを入れ

それをヒツジの胃袋に詰めたもの。


外見がまあなんと申しますか

上記の説明そのままな食べ物なので、

一部の純真なお子様は

当然食卓で泣き出すわけで。


その場を取り繕うために親たちは

「これはね、スコットランドの山奥に住む

『ハギス』っていう不思議な動物のお肉なのよ!」

と代々嘘を重ねてきたのです、これぞ伝統!


(ハギスとバーンズナイトについて

もう少し詳しい説明は過去の記事 をどうぞ)


しかし私はこういう大人の誤魔化しに対して

実は割と否定的なほうで、

アータ、そういうことをしているから

「お魚さんが可哀そうだから

姿焼きは食べられなーい、

あ、でも、切り身だったら全然問題なし」

みたいなことを平然と主張する馬鹿が

世の中量産されていくんです!

とか思っていたんです、けど。


けど。


本年1月25日、我が家も

もちろんハギスを用意しました。


夫(英国人)にナイフを渡し

栄えある第一刀を入れてもらったところ。

スコットランドひきこもり日記-うにょにょにょにょって・・・


・・・せ、先生ー!


患者さんがひどい脱腸でーす!


なんかこう切り口から中身

もりもり盛り上がってきたんですよね。


「おいおいおいおいおい!こりゃねえだろ!」


「いや、僕、しみじみ思いますけど、

外科のお医者さんって偉いですよねえ」


いや、本当にねえ・・・


とりわけてしまえば

それなりの見た目にはなってくれるんですけど、

まああの脱腸ハギスを直視して

衝撃を受けない子供はいないよな、と。


スコットランドひきこもり日記-写真がアレなのは当ブログの伝統


うん・・・やっぱり、親が嘘を吐くって、

それは相当にたいした事態だからなんですね・・・


ハギスの付けあわせは

マッシュしたイモとターニップが定番で、

まあこのターニップ(Turnip)というのが

奥様、カブのことでございますよ!


だからまあカブを煮て、煮崩して、

とどめに潰しきって完成です。


お味としては煮潰したカブの味です

(二重表現すみません)。


皆様もスコットランドにお越しの際は

忘れずハギスを

お召し上がりになるようとよろしいかと。


美味しいですよ。



ハギスの付け合せとして正式なのは

カブはカブでも

スウェーデンカブ(Swede、スウェード)

という説もあります


我が家はこれまで毎回

スウェードを使っていたのですが

今回スーパーの野菜棚に

「ハギスにどうぞ!」の張り紙とともに

一般カブが売られていたので、つい


・・・次回からは

スウェードに復帰の予定です


(スウェードのほうが味に甘味と深みがある)


気が付けば2日間更新がありませんでしたが

そこは気付かなかったことにしてつかーさい

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