夫(英国人)の実家にいる猫の話。
年明けにもちょっと 書きましたが
私はどうやら
あの猫に好かれている模様です。
夫の実家に遊びに行く際
私はいつも暖炉の隣の椅子を
専用席として確保しているのですが
そこで本などを読んでいると
この猫がふらりと寄って来る寄って来る。
そして膝に載ってくる。
苦節三十余年、
猫に嫌われまくった過去を思い返すと
奇跡のような愛され方です。
しかし。
その・・・この猫がですね・・・
私の膝にものすごく爪を立てるんですけど・・・
これは何かの嫌がらせですか。
「お、夫・・・?
この猫は私に対して何か不満があって
それで抗議の意味で
このような振る舞いに及んでいるのか?」
「いえ、そんなことはないですよ、
猫ってそういう動物なんです」
本当ですか。
本当だとしたら
世間の猫好きの皆様って
何を考えているんですか。
特にこの日は
私のジーンズが気に入ったのか
猫めは念入りに何度も
爪とぎ作業を繰り返してくれたのでした。
「あああああ、い、痛い、これは痛いです」
「そういうときは
猫を膝から下ろせばいいんですよ」
「そんなことしたら勿体ないでしょ!」
「・・・勿体ないと思うなら
君が我慢するしかないですよ、
猫というのはそういう生き物なんです」
ほ、本当に本当ですか。
夜寝る前にシャワーを浴びたら
膝にお湯が沁みること沁みること。
見たら膝頭が
イチゴみたいになっていました。
世間の猫好きの皆様は
本当にどうしているんですか。
で、翌日。
暖炉に火を入れて
読書に勤しんでおりましたら
・・・ああ・・・猫・・・
素朴な疑問なんだが
君は私の膝のどこをそんなに
気に入ってくれたんだい?
猫、前の日と同じ箇所を
的確に責めて下さいます。
なんという高次元テクニック。
「むふう・・・ふ、ふふ、痛い、これは痛い、
どう考えても昨日より痛い」
「だから膝から下ろせばいいじゃないですか」
「そんなことしたら二度と私の膝に
猫が載ってくれないかもしれないでしょっ!」
夫いわく、そう考えているうちは
私はひたすら猫の横暴に
耐えねばならないらしいです。
何ですかそのマゾヒスティックな達観は。
猫を膝に抱え込むたび私はしみじみ
自分が犬派だということを確認するのでした。
それでも猫にじんわり爪を立てられる瞬間って
脳天に突き抜けるような快感がありますよね
の1クリックを
↓
まあそもれ行き過ぎると
単なる苦痛にしかならなくなるんですけどね
というか何て性癖を告白しているのだ私は
くっそおー本当に猫は反則だぜ
爪は痛いし抜け毛はひどいしなのに
可愛いときは本当に可愛いからなあ

