私は誰かを守るふりをして
力を強めたいんじゃない。
私はあなたを守るために
強くなったんだ。
私たちは
傷ついたとき、
とても脆くなってしまう。
ヒナココはずっと苛められっ子で、
社会的弱者で
虚弱体質だった。
だってずっと傷ついていたから。
生まれてきて
1番に守ってくれるのは
たいてい母親だとして、
ヒナココの母親も守ってくれていたんだと思う。
でも物心ついた時に
その手は離されていて、
母親はいつも
ヒナココの事は
1番最後にした。
妹と姉を大事にして、
たいていヒナココは忘れられた。
名前もあまり呼んでもらえなかった。
どうしてかな?
ってずっと思っていて、
私は気持ちわるくて
私はかわいくなくて、
私は体が弱くて
私はお母さんに似ていないから。
ヒナココは予知をする事が多くて
【口にする言葉が気持ちわるい】と
よく言われました。
私以外にも
いっぱいそういう人は
いるんだと思うんだけど
【こわい】
と言われることに
まだまだ慣れません。
だけどね、
2年前の私の予知を知っている人は
わかると思うんだけど
私は今心底自分が
力を持っていて良かったと
思うんだ。
私はあなたを守りたい。
安心してね。
