前回は投資って何だろう?というところまで書きました。


投資信託の仕組みは図がないとなかなか説明しにくいので。
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投資信託協会から画像をお借りしました。
図の通りなのですが、投資家が各々これぐらいだったら預けてもいいなーって金額を出し、それを集めた資金を運用会社(プロ)が運用します。そして利益が出たら、投資した配分で分けるのが投資信託の仕組みです。

この運用している資金のことを「ファンド」と呼んでいます。

投資対象は債券、株、不動産、金や原油などの商品などさまざまです。
たいていのファンドにはテーマがあって、今後成長が見込めそうな日本企業の株式で運用するというものや、財務状況が健全な国の国債だけで運用するもの、逆に信用度は低いけど高い利回りが狙える債券を使うもの、いろんな資産がバランスよく入っていますよ、というものなど…。


ファンドの中にはテーマに沿った個別の資産を組み合わせてあります。

ここで投資信託のメリットが生まれてきます。

①少額でも分散投資ができる
みんなから集めた資金で少しずついろんな銘柄へと投資しているので、出す資金は少額でも複数の銘柄を持っているのと同じ効果があります。
日経平均に連動している投信なら、1万円だけ買っても225銘柄を持っているのと同じ動きになるわけです。
ひとつの会社の株だけ持っていると大きく値が下がったり、倒産したりするリスクがありますよね。いろんな会社のものを持っていることで全部一気に失うリスクを回避できます。ひとりだけで分散投資をしようと思うと多額の資金を用意しないと運用が始められませんが、投信なら1万円や1000円でも投資を始められます。


②銘柄の選定やメンテナンスを任せられる
テーマに沿って、中身を適宜入れ替えしてくれます。特に海外の資産となるとどの会社が業績いいのか、どの債券が安全なのかなんてわからないですよね。そういう資産はプロに任せてしまうことができるんです。ただし、プロがやっているからリスクがない、安全だというわけではないのでそこはご注意ください^^; すべての職業にいえることですが、プロにも上手い下手があります。


③個人では買えないような資産も入れられる
大きな金額がないと買えない資産も世の中にはあります。イメージしやすいのは不動産でしょうか。海外の地域の中には個人では売買できない市場もあります。新興国などは特に。それはもう投資会社のチカラを発揮してもらうしかないです。
債券でも株でも資金が大きい方が有利な条件になったり、コストが安くなったりします。まとめ買いだとお得になるようなものですね。


そして逆に投資信託のデメリットを。
①元本保証はない
当たり前ですが、値動きのある資産を組み入れているので日々価格が変動します。
そしてプロが運用しているとは言っても、相場の状況によって値が下がってしまいます。価格が下がったあとにもとに戻る保証はありません。投信だけではなく、株や外貨建て資産など値動きのある資産すべてに共通するリスクですね。


②値動きがつかみにくい
複数の銘柄に分散投資しているので、基準価額(投信の価格のことをこう呼びます)がどういった要因で上がったり下がったりしているのかよくわからないことがあります。優秀な子がいても、足を引っ張っている子もいるという感じ。
大きく損をしにくくしているために、大きく利益が出にくい構造になっています。


③指値ができない
投信は長期での資産形成のために生み出された仕組みです。なので投機的な売買の対象とならないように、値段を指定して購入することができません。売ったり買ったりする人が多いと、現金⇔資産の間を動かしているだけでまともな運用成果を上げられないからです。
そのために売却時には信託財産留保額という「このファンドから抜けるのはいいけど、残された人のためにお金残していってくださいね」という費用が引かれるファンドもあります。極端な話、クローズド型といって期間内は売買できないタイプもあります。
でもほとんどの投信はオープン型といういつでも売買はできるものです。


投信のいいところと悪いところは伝わったでしょうか?
私はもともと投信大好き人間ですが、日本株は自分で好きな会社を選んで応援するのも好きになりました。ただ、やっぱり海外資産は素直に投信を使った方がいいと思っています。


投信を使う上で大事なこと。
投資信託で損をする原因はタイミングを見ずに高値で大量に買ってしまった(ほとんどこれ)、コストの大きいファンドを選んでしまって少しずつ資産が減ってしまっている、運用がものすごく下手なファンドに当たってしまったなどが考えられます。

これを避けるための簡単な方法は、インデックスファンドの積み立てです。
積立で時期をずらしながら少しずつ買っていくことで、高い値段でたくさん買ってしまった!という失敗を避けられます。
インデックスファンドというのはプロの思考を入れない、市場(指数)の動きをそのまま反映しますよ~という投資信託です。プロがいじっていない分、費用が安くなっています。
ちなみにプロがいじっているファンドはアクティブファンドと言います。
そしてアクティブファンドより市場の変動をそのまま受け入れるインデックスファンドの方がリターンが高いという定説もあります。それじゃあ運用者の立場がないだろーと思いますが、実際その通りに感じます(._.)

また長くなってしまいました^^;
次は投信の用語説明も入れておきたいな、と思ってます。



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