●もっと、思考を!(3)
こんにちは。
悩みを逆転させて、人生を明るく幸せに導く、心理セラピストの岩崎佳子です。
前回からのつづきです。
もし、「思考」が役に立っていないと思うなら。
実は「思考なんてしてない」ことが、原因です。
考えているようで、考えてない。
常識や、
世間で言われてること、
どこかで習ったことに、
自分の出来事をなぞって解釈しているだけ。
古いパズルのピースを、ハメ変えているだけなんです。
だから当然、行き詰まります。
くずして、また入れ替えても。
パズルのピースは、いつも同じなんです。
思考に寄りやすい方には、理由があります。
あつかい慣れたパズルのピースを、離せません。
自分を守ってきたものを、手放すのは難しいのです。
だったら。
新しいピースを、新しく手に入れてはどうでしょう。
つまり。
もっとちゃんと、思考するのです。
常識や、
世間で言われてること、
どこかで習ったことではないことを。
自分の頭を使って、とことん考えるのです。
慣れないうちは、難しいかも知れません。
そういう場合は。
これまでの常識、世間で言われてること、どこかで習ったことを。
疑ってかかるのです。
たとえば、「思考は、心をないがしろにする」と言われているなら。
それを疑う。
疑って終わりにするのではなく。
なぜそう考えるのか、その理由まで、考える。
そうやって、自分の頭で考えていると。
「心をないがしろ」にするどころか、
自分の心が何を求めているかが、「考えてない」時以上に、見えるようになります。
思考って、自分の中にあるものを、まず「言葉」にすることですから。
言葉にするまでは見えなかったものが、思考でわかるようになるのです。
どんなにシンプルに見えても、いえ、シンプルに見えるものほど。
みずみずしい感情は、どれも、思考を土台にしています。
思考と感情が融合すると、それはユーモアになります。
T様には、そのきざしが、すでに見えています。
「大笑いのワークで、何度も泣きそうになった」、とありました。
「笑い」は、おかしい、うれしい、たのしい、だけじゃないですね。
「笑い」ほど、いろんな感情から織り成されたものはありません。
そこに触れたT様は、本来、感情もとても豊かな方です。
今から400年前のイギリスの事典には、こんなことが書かれていました。
「ユーモアは、人生が喜劇に似ていることを見て笑い、
その喜劇が真剣であることを思って、涙する」
ユーモアの土台は、高度な思考と感性です。
笑ってる時に、人生の全容を見て、涙が出る。
泣いてる時に、やはり人生の全容を見て、ほほ笑む。
「思考に寄りやすい方には、理由がある」と、先ほど書きました。
そもそも、思考する方は、人生の初期に、哀しみをはじめいろんな感情を経験した方が多いです。
そんな自分を、思考で守ってきた積み重ねがあるんですね。
その思考を排除するのではなく。
やはり、生かす方が力になるんです。
T様は、楽しいはずのワーク中に、涙が溢れて。
「何だか私の内側にはまだ沢山、未消化なものが詰まっているのかな?と感じました。」
とも書いていました。
抱えていても、いいんです。
未消化を排除しようとするのではなく。
未消化を抱えつつ、微笑する。
自分や、相手。
さまざまな人生に対して、微笑する。
あるいは、涙する。
生きていれば、いろんなことが起こります。
望む出来事ばかりとは、限りません。
何かが起きた時。
思考が土台になった、豊かな感情は、
ただ泣いたり、ただ怒ったり、ただ笑ったりでは、終わりません。
大笑いしてるのに、その瞬間のきらめきが、たまらなく胸を打って、涙して。
哀しい涙の中でも、あたたかく、微笑みが浮かぶのです。
その思考は、人間に生まれた最大のプレゼントではないでしょうか。
第2回目のボイスワークは、「思考と感情の融合」です。
感性優位の方は、知性が動き出し。
知性優位の方は、感性が動き出します。
T様、楽しみにしていてくださいね!

