日曜日、地元のカフェで本を読もうと思っても休みか、早めに閉まってしまいます。そこで、夕涼みがてら表参道まで、出てきました。
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久しぶりに、アニヴェルセルカフェに。以前、店内トイレだったところを潰し厨房を広げ、外のカフェを充実して(ペット連れ多し)、随分変わりました。
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オニオングラタンスープ900円 ビール1000円(ピスタチオがついてました)
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場所柄しかたがありませんが、ちょっとお高めですね。でも、よほど耳障りな会話がないかぎり、けっこう時間を気にせず集中できる私にはお気に入りの場所です、というか、でした。

そんな場所で、読みたいと思ったのは、ハンナ・アーレント(1906-1975)に関する本です。
今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)/仲正 昌樹

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「分かりやすさを疑う」とわかりにくく、もどかしいアーレントの思想をやはり、複雑な経歴をもつ著者仲正昌樹氏に引き寄せて、そのもどかしい魅力を語っておりますが、文章自体は大変分かりやすくなっております。

アーレント(アレントのほうが私はなじみがありますが)は、ドイツ系ユダヤ人でアメリカに亡命した現代思想家、政治哲学者と言われてます。

私にとってアーレントは、ユレる女(byいしいひさいち)であり、ユレながらも常にニュートラルな姿勢を保とうとする理性あふれた人であり、あら、私と同じか・ん・が・え・・・な~んて、不遜にも共感しちゃったり、してます。(たぶん、まったく分かってないと思うのですが・・・)

キルケゴールの授業に影響されたという早熟で聡明でモダンな少女は、ハイデガーに師事。恋愛関係にもありました。その後、フッサール、そしてもっとも影響をうけたというヤスパース。

最初の亡命先パリでは、コジェーヴ、アロン、サルトル、そしてカミュとベンヤミン。関わる方達が凄いですね。アメリカでは、2度目の夫の死後、すぐに2人の友人から求愛されたそうですから、やはりかなり魅力的だったのでしょう。

ハイデガーは、彼女を「彼の人生の情熱」であり、彼の作品のインスピレーションだったと(夫人に)語ってるらしいので、まさしく、彼にとってのミューズだったのでしょう。

それにしても、ハイデガー先生、いい気なもんです。これほど、熱愛してた割には、彼女の作品には冷淡だったようです。ほとんど目を通さなかったとか。それに引き替えアーレントは、ナチ協力者としての彼は非難するが、師としてのハイデガーには最後まで気遣いました。複雑ですね。

ただなんとなく、分かります。ハイデガー先生の思想も「分からないけど面白い」ことが、よく分かりますし、やっぱり本当に力強い才気のある人だったんでしょうね。アーレントは、聡明なだけに、人の才能にはとても敏感な人だったように思えます。

歴史に、もしはないそうですが、もしハイデガー先生がアーレントと共にいたら、ナチの協力者には、ならないというより、なれなかっただろうし、未完の大著「存在と時間」は完成し、文句なく「思想界の巨人」となっていたでしょう。でもアーレントは、独自のアーレントらしさを形成することはできなかったかも知れない。・・・別れてよかったです、ホントに。

・・・な~んて、私がもっともらしく語れるのは、この本「現代思想の冒険者たち17 アレントー公共性の復権」のおかげ。一応、このシリーズは揃えてありますけど、読んだのは月報だけです。
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現代思想の冒険者たちSelect アレント 公共性の復権/川崎 修

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で、そのなかでも、いしいひさいちさんの漫画が面白く、内容をきちんと読んでるのでしょう。かなり、核心をついており、私の感想はほとんど、ここからヒントを得た受け売りです。

この月報を中心に、一冊にまとめたものもありますので、よろしかったらどうぞ。できれば、立ち読みしてからが、お勧めだけどアマゾンじゃ、そうもいかないよね。
現代思想の遭難者たち 増補版/いしい ひさいち

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あっ、今日は2回に分ければよかった。長過ぎちゃって、ごめんなさい。
やっぱり、哲学を語るのは、難しすぎでした!!!!

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