コーヒーにバターや中鎖飽和脂肪酸を入れる「バターコーヒー」を以前にご紹介いたしました。
そしてその「バターコーヒー」で痩せるという記事を教えて頂いたのですが。。。。
はい。
たしかに「バターコーヒー」で痩せます。
それはカフェイン&飽和脂肪酸で代謝が上がるからですね。
ところが紹介して頂いた記事を読んで驚きました。。。
http://city.living.jp/common/news/293533
これはひどい・・・(――;)
特に「普通の乳牛のバターは、中性脂肪やコレステロールを増加させるといわれる飽和脂肪酸の代表選手のような食品で、それゆえに健康を気にする人から敬遠されがちなわけですが、グラスフェッドバターは逆に中性脂肪やコレステロールを減らしてくれる不飽和脂肪酸を多く含むそう。」
のくだりは事実と反対です。
バターはグラスフェッドであってもなくても飽和脂肪酸が主成分です。
次に中性脂肪のことが分かっていません。不飽和脂肪酸を摂取したなら、不飽和脂肪酸を構成成分とする中性脂肪が増えます、
中性脂肪はその中身が何であるか(飽和脂肪酸か不飽和脂肪酸か)が大切です。。。
それからコレステロールを減らすというのも危険な発想です。
それは今年の春に米国の循環器学会(AHA)でもやって認めたとおりです。
「コレステロール値と心臓血管疾患は関係ない」という事実。
先日もお伝えしたようにとくに悪玉と命名されている「LDLコレステロール」こそ私たちの命綱。
また不飽和脂肪酸の摂取はストレスですから、それに対して保護的ステロイドを産生するためにコレステロールは増加します(生体防御反応)。
これは甲状腺ダメージというストレスでコレステロール値が上がるのと同じ現象です。
こういった誤謬(ごびゅう)だらけの記事で混乱しないためにも、何度も基本を反芻しておくことが大切ですよね(*_*)。
