いろいろと職場のことで悩んでいる自分に、旦那がこんなこと言ったことがあります。
「そろそろ、他の人がどう思うかじゃなくて、自分が子ども達にどんなことを伝えたいかを考える時期なんじゃない?」
今思うと、この言葉は私の中の問題の、核心をついていたと思います。
他人の評価こそが絶対だった自分。
子ども達に対しても、他の先生がやっていていいなぁ、と思うことは、すべてやろうとしていました。
交換日記をしていると聞けば、自分もしてみる。
毎朝歌を歌うと聞けば、うちのクラスも、と取りいれる。
宿題は全部○になるまでとことん直しをする、と聞けば、同じようにする。
クラスの子どもの習い事や発表会には必ず参観にいくと聞けば
自分も参観してみる。
自分に自信がないから、よいといわれることはすべてやろうとしていたんですね。
そんなふうにしていくと、
毎朝7時過ぎに出勤して
帰りは9時過ぎになり
帰宅後も交換日記や丸つけをし
土日も学校に行く
休日、発表会も見に行く
そして、職場の人間関係はうまく行かず
もう身も心もボロボロでした。
そして、そのまま産休に入りました。
ハルを出産して
命の尊さ、赤ちゃんのかわいらしさに
毎日感動し、涙するなかでも
主任とのことが頭から離れず
悪夢にうなされ
まだ、ときおり死にたいと思っていました。
それでも、ハルがいたから死なずに生きていたと思います。
そして、少しずつ、少しずつ、ハルとの毎日が私の心をいやしてくれました。
こんなふうに、存在するだけで愛される赤ちゃん。
自分だって、同じように愛されてきたはずだって思いました。
私は最初、産後一年で仕事を復帰する予定でした。
あんなにボロボロになっていたのに。
やっぱり、子ども達とのかけがえのない日々が、私には宝物だったんですね。
でも、ハルの障がいがわかって
いろいろ考えて、育休の延長を申請しました。
そして、日々を過ごしていく中で、ハルを通して知り合い(いわゆるママ友)がだんだん増えていき
あんなに職場ではダメ人間だった、存在価値がないとすら思えた自分のことを
なぜか好きだと言ってくださる方が現れ
次いつ会える?と誘ってくださったり
話していると元気がでる、なんて言ってくださったり
なんだか、もしかして、私って存在しててもいいのかな、って思えるようになりました。
そして、ハルを出産したときに感じた、「自分のことを自分ですきな子になってほしい」ということ。
子どもにそう感じてほしいなら、まず、自分が自分のことを、そんなふうに思えなくちゃって思いました。
それから、ヒロを出産したり、またいろいろなことがあって
たくさんの方との素晴らしい出逢いがあり
今、自分は自分のことが好きだと思えるようになりました。
教員をやっていたころの自分は、その世界こそが全てだったけど
そんなことないんだなって。
それで、本当は教員はやめようって思いました。
交換日記をしていた先生。
毎朝歌を歌っていた先生。
宿題をとことん直していた先生。
クラスの子どもの習い事や発表会には必ず参観していた先生。
その人達は、みんな、自分がしたいからしていたんだ。
自分が楽しいから、していたんだって、思いました。
私も、自分が楽しいことをしよう。
自分で、自分がしたいことを決めよう。
そう思いました。
それは、別に先生じゃなくてもいいんだって。
そして、先生っていう仕事は、2番目、3番目にやりたいと思う人ができるような仕事じゃなくて、
本当の本当に、絶対に先生をやりたい!!っていう人じゃなきゃ、できない仕事なんだって思いました。
そして、それを旦那に相談しました。
そしたら、
「うん、お金のことはどうとでもなるから(いえ、貧乏な我が家はどうとでもなるとも思えないんですけどね(;´▽`A``)いいけど、
育休これだけもらってるんだから、復帰はした方がいいんじゃない?」
って言われました。
うん、確かにそうだ。
ここでやめたら、無責任すぎる。
それで、来年4月から、時短勤務を申請して、ハルの療育にも通えるような勤務体系で、職場に復帰する予定です。
今度は、ちゃんとはじめから職員のみなさんに、自分の苦手なところを説明させてもらって
そして、自分の得意なところでそれをカバーできるように努力して。
先々のことはどうなるかわかりませんが、まずは以前の自分と違う、今の自分の価値観で
子ども達になにができるか、自分が何をしたいかをよく考えて、やってみようと思っています。
長々と面白くもない話を読んでくださって、本当にありがとうございました。
次の記事からは、いつもの感じで書きたいと思います。
※追記 ご心配くださっているかたもおられるかもしれないので、追記します。
現在ソーシャルメディアでライター活動をしておりますことは、学校にも報告済みで
教育委員会に申請することで、副業としても認められる場合があるといわれましたが
いろいろと面倒なので、私の書かせていただいているものは
すべて無償でやらせていただいております。
無償だからといって、記事の質が落ちることのないよう
努力していきたいと思っております。