あさがお教室は、基本的にはグループ療育なのですが
月に1回、個別指導も受けられます。
登園の曜日によって、臨床心理士の先生、言語聴覚士の先生の担当が決められます。
(それもどうかと思うんだけど…ニーズじゃなくて、登園の日に来ていらっしゃる先生の方の指導を受けるという。)
ハルは、言語聴覚士の先生の曜日ということだったので
「言語の先生にお会いするのって初めてだな~。どんな感じなのかな?(^^)」と楽しみにしていたのですが、
その一方で、
「月一回ね~。その頻度だったら、個別指導は受けないで、グループ療育を受けさせたいなぁ。」
(個別指導は、グループの時間に中抜けして受けるシステムなんです)
なんて、罰当たりなことを思ってました(^^;)>
さて、全然期待しないで(超失礼)迎えた、指導当日。
初めてお目にかかるその先生は、がっちりした楠田枝理子、という感じの(どんな感じだ)方で(以下、えりこ先生)
大ベテランのオーラがびんびん出てました。
実は以前、自閉症児親の会の先輩ママ達に相談にのっていただいたとき、えりこ先生の話題がちらっと出ていました。
先輩ママ達のお子さんは、もう二十歳を過ぎていらっしゃるので
先生は、あさがお園で20年以上指導しておられることになります。
さすがの貫禄です!!
ハルの療育めぐりをしていくなかで、色々な先生に出会いましたが
今までお会いした、どの先生とも違う雰囲気の方でした。
笑顔が素敵、とか、優しい雰囲気で、とかではないんです。
でも、ものすごく深いところで、子どもを愛してくださってる、というのが伝わってきました。
えりこ先生の、どのような部分にそういった印象を持ったかというと。
今回は、初回の指導ということで、ハルの課題とすべき部分がどこなのか、いろいろな課題に取り組みながら、細かくみてくださったのですが。
ハルの様子をみながらぼそっと先生が話される、ちょっとした言葉。
「あら。数字がずいぶんすきそうね。」
とか、
「ふうん、こっちがすきなのね。これは苦手なの。ほほう。おもしろいわねぇ。」
とか、
そんな言葉の端々に、先生の自閉症者に対する温かいまなざしが込められているように感じました。
ハルの様子をおもしろそうに(いい意味で)観察される先生のお姿に
以前ご紹介したこちらの本
高機能自閉症・アスペルガー症候群「その子らしさ」を生かす子育て 改訂版/中央法規出版

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の中に書かれていた、専門家の方のお心を垣間みた気がしました。
専門家は彼のユニークさに内心ほほえみ、
同時に人間としての真摯な姿勢に胸をうたれ、
あるいは報われない努力に精魂込めるいたいけな様子に
心を痛めます。
そういうのって、きっと子どもにも伝わるんですよね。
リーフでの指導で強化子に使うような、おもちゃがあるわけでもないし
私のセラピーみたいに、ハイテンションでほめ殺し(^^;)にするというわけでもない。
でも、ハルはものすごく集中して、課題に取り組んでいました。
そして先生が「できたじゃない。」と淡々とおっしゃる言葉を聞いて、ものすごくうれしそうにしていました。
先生とハルとのやりとりは、20分程度だったのですが
(その後は私と先生で、今後の方針について話し合いました)
先生はハルの課題とすべき部分を、様々な項目においてドンピシャで指摘されていて
ほんっっっとすごい!!プロ中のプロ!!という感じでした。
今まで、いろいろな療育機関にお世話になってきたので
初めはどこでも、発達検査だったり、アセスメントだったりを受けたのですが
初めてお会いした先生と、初めての場所で初めての課題…。
いつも、そのときのハル(検査結果など)と、実際のハルの認知との間に、差が生じてしまって
その差をすりあわせて行くのに(そのときのハルに調度ぴったりの課題設定までに)、どこの療育機関でも、2~3ヶ月はかかった気がします。
それを20分で!!!
ABAや、つみきの会についてもご存知で。
何でも相談できる、本当に懐の深い、頼もしい先生でした。
これから、月1でお会いするのが楽しみです♪
っていうか、私、先生の人間観察しすぎ!?何しに行ってるんだよって感じですね(^^;)>