裏 あにき☆様出演作品公開
おっちゃん王国事務局です。
先日から申し上げているように、あにき☆様出演作品を読んで、何倍も他の方たちよりも楽しむことができた方がいらっしゃいます。
先日の作品公開前に、実はあにき☆様には前もって、作品をお送りさせていただいておりました。
完全密着取材によるドキュメンタリータッチが少しリアルすぎるのでは?というご指摘がありまして、少しだけ編集をかけて公開させていただきました。
できるだけ変更点は最小限に抑え、あにき☆様の飽くなき女優としてのこだわりに応え、作品本来の持ち味を殺さずにできた作品がアレでした。
あにき☆様の承諾を頂きましたので、あにき☆様に前もって送らせていただいた作品を公開します。
あにき☆様と同じように編集前と後との違う箇所を見付けるのも楽しみ方の一つです。
「おっちゃん王国事務局からのお願い」
只今、被害者(読者)を某集中です。
さらに、このブログをお気に召された奇特者の方には・・・・
ナント!!「重症」の称号を差し上げます。
「重症」の称号をお持ちの奇特者の方は、今回のあにき☆様のように、当事務局にて見事なブラッディーカーニバルを体験できたり、何かを失ったり、何かに気付いたりします!
「重症」の称号を希望の奇特者予備軍の方は、コメント内にて「カモン!重症」と一言添えてください。
この「カモン!重症」は、ベテラン重症者のざおりん様が重症者になられる際に発案された、由緒正しいステキワードです。
ざおりん様自身がこの言葉を発せられたとき、なにやらとんでもないオーラ力(チカラ)を感じ、わたしは完全に爆笑でした。
重症の方々は、ぜひ喜びと後悔の声をコメント内にて皆様にお伝えください。
それでは、裏 あにき☆様出演作品をご覧ください。
「ストロベリーってアップルのことですよね?」
「ストロベリーはイチゴです。そしてアップルはリンゴです」
タカマシヤの従業員休憩室では、恒例のタイマン新人研修が行われていた。
「エヌティジさん、今のお客様への対応・・・。完璧でした。
これで、もう売場に出ても大丈夫です」
「ホンマですか?ありがとうございます。イェーイ!早く、接客したいわあ」
「接客、接客♪」
はしゃいでいる新人エヌティジを横目に、
タカマシヤ婦人用品売場統括主任アニキ☆は、心底驚いていた。
(さっきの質問・・・。今まで、どの新人も、必ず質問内容を聞き返してきたのに・・・。
よっぽど勉強してきたのか、それとも天性のものなのか?
どっちにしても、これから楽しくなりそう・・・)
タイマン新人研修は、業界トップのデパートであるタカマシヤが、
創業当時から続けている伝統行事である。
新人研修最終課題をクリアした時点で、すでに晴舞台である売場に立つことができるのだが、
最後の最後に超難問を新人にぶつける。
過酷な試練に耐えきれず、泣きだしてしまう新人もいるが、
接客業の難しさと厳しさを最初から教え込むことで、
タカマシヤの超一流サービスと店員の質が保たれているのだ。
アニキとエヌティジの二人は二階婦人用品売場で、開店前の最終チェックを行っていた。
「アニキ☆主任、全て異常なし。開店準備完了しました」
「開店準備完了!
エヌティジさん、持ち場について!
迎撃レベルBのまま、お客様受け入れ体勢を維持。
オールクリア。
タカマシヤ、開店します」
開店責任者を兼任するアニキ☆の掛け声で、タカマシヤの全入り口ドアが開放された。
タカマシヤの開店は朝11時である。
他店より1時間遅い営業開始時間は、来店客のために用意したお比べ期間である。
先に他店のサービスを見てもらってから来店していだだくと、
全てにおいてタカマシヤが優れていることを客に知らしめることができるという、
王者としての自信の表れでもあった。
今日も、開店待ちしていたタカマシヤファンの客が開店と同時に大量に入店してきた。
婦人用品売場の売場に、初めて立つこととなったエヌティジは、来店客の気配を感じた。
「いらっしゃい!いらっしゃい!今日は、バッグが安いよ!」
大声で客寄せを始めた。
すぐさま、婦人用品売場統括主任アニキ☆が駆け寄ってきてエヌティジに注意した。
「エヌティジさん、なんて声出すんですか・・・。
ここは、タカマシヤですよ。
お客様は、商品をお求めになられるためだけに、足を運ばれてきたわけではありません。
タカマシヤのお店の雰囲気や、わたしたち店員の質の高いサービスでいい気分になりたい・・・。
そういった期待もお持ちなされて、ご来店されていらっしゃるのです。
おもてなしの心。
タカマシヤの人間が、最も大切にしている、絶対忘れてはいけないもの・・・。
この”おもてなしの心”をお客様にお持ち帰りしていただくことが、
わたしたちの義務であり、最上の喜びでもあるのです・・・」
「わかりました、アニキ☆主任・・・。
おもてなしの心・・・。
わたしは、商品を売ることだけを考えていました。
そんな自分が恥ずかしいです」
「エヌティジさん。恥ずかしがらなくていいんですよ。
商品をお買い上げいただくことが、われわれ店員の仕事ですから。
でも、その商品にタカマシヤの”おもてなしの心”が込められていれば、
商品の価値以上のものをお客様にお届けすることができるんです。
メーカー様からいただいた定価を、一円たりとも安くしないで販売する。
タカマシヤの強気の商売は、お金では買うことのできない価値を、
お客様に判断してもらうことで成り立っているんです」
売場には、そろそろ買い物客の姿が見え出しはじめていた。
「エヌティジさん。あなたには、すごくセンスがあります。
まずはわたしの接客を見て、いいところは盗んで自分のものにしてください。
あなたのセンスであなただけの接客ができれば、
きっと、お客様は満足されるはず!
自信を持ってください。あなたには、すごくセンスがあります」
エヌティジは息を呑んで見守った。
デパートの店員なのに「スーパー店員」の異名をもつアニキ☆の超好感度接客を・・・。
「らっしゃい!らっしゃい!
やっすいよ~!めちゃめちゃ、やっすいよ~!
ウェルカム!ドリカム!グリーンガム!」
(すごい!声の大きさが、桁違いやん・・・。
なんか知らんけど、むちゃくちゃやーーー!)
「一割、二割は当たり前!持ってけ、ドロボー!!」
「ドロボー!ドロボー!」 パン!パン!
(エヌティジさん!?
合槌!! それに、手拍子・・・。
新しい・・・。新しいやん!めっちゃおニューやん!
センス全開やん!
扇子、全開やーーーーんんん!!!)
こうして、「伝説のスーパー店員!アニキ☆とエヌティジ」、
略して「ハードキャッチセールス☆プリキュアレジェンド・ファースト」が誕生した・・・。
あにき☆様 出演作品 「ハードキャッチセールス☆プリキュアレジェンド・ファースト」 第一話 - 完 -
銀河の歴史が また一ページ・・・。
「おっちゃん王国事務局からのお願い その二」
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