東北随一の歓楽街である国分町の街角に店を構えて約60年、老舗中の老舗の喫茶店「ほそやのサンド」。
山形の進駐軍の調理場でハンバーガーと出会い、それを日本人にも食べさせたいとの思いから店を始めて、2002年には何と100万食を達成!戦後の日本と共に歩んできたコチラのお店。それから9年経ってこの日いただいたものは何食目になるんだろう。
オーダーが入ってから挽いてくれるコーヒー。賑やかな外とは打って変わって静かな店内。客席はカウンター席のみ。落ち着いた照明具合、オープンな厨房から見える調理光景が、昔から変わらず時を刻んできた、そんな雰囲気を醸し出しています。
コチラが看板メニューの「ほそやのハンバーガー ¥300」。バンズに挟まるのは、ビーフパティ・オリジナルソース・マヨネーズ・スライスオニオンと至ってシンプル。
ビーフパティは和牛に玉ねぎや卵をつなぎで用いたもの。65gとやや小振りながら、肉本来の旨みが味わえます。
ヒールバンズの裏には「ほそや」の刻印が。ほのかに甘みを持った、柔らかくてふわっとしたバンズ。旨みたっぷりのパティ・甘みあるバンズ・そして苦味のあるオニオンが生み出す見事な調和。そうそう、ケチャップベースのオリジナルソースとマヨネーズの存在も忘れちゃいけない。
そして、もうひとつのベストセラー「チーズバーガー ¥350」。コチラは「ほそやのハンバーガー」に、スライスしたチーズとレタスが1枚入ります。
チーズはメルトせず、そのままパティの上に。このスタイルにはきっとこのままのチーズの方が合いそう。これでチーズを溶かしてパティとうまく絡み合って・・・っていうのは、きっとおかしい。
思うに、ほそやのハンバーガーは、●●みたいなハンバーガーというような括りじゃなく、「ほそやのハンバーガー」という食べ物なんだろう。一つのジャンルというか、大袈裟じゃなく食文化として成り立っているものだと思うから。
元々お店を始められた細谷さんは昨年亡くなられて、今は息子さんがお店を切り盛りされています。60年間変わらずに続けてこられたこの味・この店・この文化を、これからも変わることなく受け継いでいってほしいです。
店頭に今日も立ち続ける「ダンディ君」と一緒に。
------------ ほそやのサンド -------------
■住所:宮城県仙台市青葉区国分町 2-10-7 大内ビル1F
■TEL:022-223-9228
■HP:-
■食事日:11.2.26






