シマサルナシ奮戦記2 発見 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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キウイの原点・・
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野人は20年以上、山道を車で走りながら植物を探し続けた。

三重県内の山道はもとより県外まで足を延ばして植物の分布パターンを徹底的に調べ上げた。

山歩きは好きだが山登りは大嫌い、下り専門の楽な山があれば言うことはない。


今では走行中、カメレオンのように眼球を左右に動かしながら何でも探索出来るが、最初は標的の一つの植物の特徴、生育条件などを前提に探索、複数を同時に捜すような器用な真似は出来なかった。

路側に車を止めては調べ、間違いを繰り返しながら徐々に精度は増して来た。


周囲の状況、環境、方位、標高、季節など色んな角度から立体的にとらえれば主な分布樹木植物の概要が見えて来る。

この時期、この場所でこの状況なら食えそうな木の実山菜はこの数種と想定出来るようになった。


独特の武術家を目指したこともあり動体視力は優れていたが、長年の山の鍛錬でさらに磨きがかけられた。

見込みの薄い場所は通常スピードで、それらしき環境が見えてくれば徐行運転、今では的中率は高まったが、真面目にやれば数百メートルで視神経は消耗、涙目になってしまう。


島男が運転、助手席の野人は集中出来るのだが、まったくメリハリのない島男の運転は中途半端な走行であまりにも無駄が多過ぎた。

野人は涙目をこすりながら・・


「肝心なところはもっと徐行せんかい~ビックリマーク」


とは言ったものの・・

島男は何処がポイントか知るはずもない。

走り方は相当な技術を要し、お特訓が必要だな。


シマサルナシは所々に見られたが、実はつけていなかった。

前方にすべての条件を満たした最適の谷があり車を止めた。

目の前のシマサルナシには実をつけていなかったが、この場所は匂いがプンプン漂い、野性の本能がナッタデココ・・を示していた。


島男に・・


「この辺に必ず実がなっているから探せ」


そう言いながら振り向いて道路の反対側の谷を見れば・・・探すまでもなく


すぐ目の前に・・サルタマが・・目


道端にどっさりぶら下がっているではないか。


「おい・・ナッタでソコ・・」ラブラブ


島男は驚きナシの木サルタマの木、アップ感慨深そうに見上げていた。

この道はバイクで幾度も探し回った道なのだ。

記念撮影をしてさらに周囲を探せば、すぐ隣の木もその奥の木にも実はなっていたが誰も採ろうとした形跡はない。
ここはシマサルナシ群生の谷だった。


帰り道にも所々に木は見られたが詳しい探索は後で島男がやればよい。

群生パターンがわかれば幾らでも探せる。

道路沿いでこの調子なら、少し谷深く入ればもっと見つかるだろう。

収穫時期はまだ1週間から2週間先だな。

九州から亜熱帯にかけての地域は草の勢いが猛烈だ。

シマサルナシを中心にした協生木の実農園は病んだ人類を救うかもしれんな。


島男はやがて・・種付け男になり・・

島の輝く 星の猿になるだろう。


頑張れ種オトコ 叫び


美味しいな これ・・
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やじんの動体視力訓練

東シナ海流23 武術鍛錬2

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キウイとシマサルナシはマタタビ科

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