うじゃうじゃ エイがやって来て重なり合う
エイのリアンにエサをやりながら自然界のエイの生態を観察していたら、次から次に他のエイがぞろぞろと集まって来た。小さなものは皿くらいで、平均すると3キロくらいだがサイズはバラバラだ。濁りの中にも相当数気配があり、10匹以上は集まって来た。エイだけでなく、小魚や小ガニも負けじと頑張ってエサを突付くがエイに食われるかも知れず命がけだ。自然界の食物連鎖は本当に面白い。この食欲旺盛なエイ・リアン達を見ていて閃いた!彼らを完全な魚の生ゴミ処理スタッフとして雇用するのだ。ギャラは魚のアラ・・「アラ~何て素敵なひらめき~!」と感じた読者もいることだろう。そう思ったら遠慮なくコメントしてくれ。そこで数日かけて彼らの能力、つまり生ゴミ処理能力の実験をした。初日は適当な大きさの内臓や頭を撒いておいたら翌日は跡形もなし。次にイサキなどの中型魚の頭や骨を撒いてみたらこれも無くなった。三日目には大型黒鯛の頭に背骨、巨大穴子の長い骨まで沈めておいたら影も形もなくなっていた。骨どころかウロコすら見えない。エイ達は泥と一緒にバキュームみたいに吸い込んで食べている。さらに残った細かなカスは無数のカニ達が処理してしまうのだ。エイ・リアン達と小魚とカニの連携処理能力は完璧だった。これから夏のシーズン、生ゴミの中でも魚のアラが一番腐敗が早くて悪臭を放つ。野人の目の前が急に「タンタカタア~ン!」と明るくなった。食い残しがあれば産業廃棄物、なければ立派な飼料だ。サル山に撒くエサも猿が食わなければ廃棄物になる。
「じい~んせ~い~楽ありゃ苦~~もあるが~~」と言う水戸黄門の歌がいつまでも脳みその中で揺れていた。
続く・・・

