先日、千葉の友人の夕食時、カニの話からコラーゲン、皮膚の話しに進展した。10人の中の一人に非常にやかましい還暦前の女性がいた。服から装身具までキンキラキンのケバケバしさで50前にしか見えない。遠くからでも高周波の声がキンキン響くのだ。本人曰く身も心も少女らしい。彼女は大学一年の頃から知っている。千葉の友人の年上のいとこで、東京の獣医さんに嫁ぎ、当時は美味しいものをご馳走になった。今回も旦那さんや娘に孫を連れて来ていた。数年前も来たがやかましさはちっとも変わっていない。旦那を「メタ坊~!」とバカにするし、友人も野人も昔から呼び捨て。昔から女王様であり女傑だったのだ。肌はキレイでツヤツヤしている。おそらくまったくストレスがないのだろう。コラーゲンの話が野人の肌の話しに移った。野人の腕は中年らしくなく黒光りしているがツヤツヤすべすべなのだ。女傑が側に来てやたら腕や手の平を触りたがった。「フワフワして気持ちいいわね~この手」と言う。荒っぽい海の仕事の割には昔から柔らかいが握力は強い。漁師の手はゴツゴツして皮も硬い。理由を聞かれて、人よりも海水に浸かっている時間の長さと、石鹸で洗わないことを話すと、他の奥様方から一斉に「え~~!そんな不潔な~」とブーイングがあがった。そこでこのブログでも話したように「体の微生物」を落とさないほうが良いことを話した。そうすれば肌が正常になり、風邪もひかず、汗に含まれる有機物も微生物が分解し体臭もなくなると。彼女達は石鹸で洗わないと余計に汗臭くなり、アトピーにも薬用石鹸が一番と思い込んでいた。「ボディソープは汚れと言うより体臭対策よ」とも言ったが野人は否定した。生ゴミは臭くなるが生ゴミ処理で微生物を入れると臭わないのは知っていたので、それと同じだと言うと、「私たちは生ゴミじゃないわよ!」とのたまう。同じことなのだが理解できないようだ、汗に含まれるのはごく微量の有機物だが、体温と湿気であっと言う間に腐敗、それが臭うのだ。寝ている間にも汗はかく。着たきりでもシャツもパンツも靴下もまったく臭わないと言うと女傑が立ち上がった。側に来て4日間着っぱなしのポロシャツをくんくん嗅いだ。「ぜんぜん臭わない」と言うから、「当たり前だ、この靴下も4回目くらいだと思うが臭わん」、そう言うとまた全員からブーイングがあがった。そして野人は長靴を脱いだ。朝から夜までずっとゴム製のマリンブーツを履いていたのだ。それは彼女達も見ている。靴下は適度に湿度もあって生温かい。全員がギャ~!と絶句して「自分で嗅いでみなさいよ!」。「新品でも一日ブーツで蒸れた靴下が臭わないわけがないでしょ!」と言い切るので嗅いでみたが臭わない。「そんなバカな」と全く信用せず「チクノウでしょ!」とまで言われてしまった。女傑だけがすっくと立ち上がり側に来て靴下を取り上げ鼻先でクンクン嗅いだ。こういうところは度胸があって凄い。「臭わないわよ!」と言いながら、次に鼻にくっつけて思い切り吸い込んでいた(笑)。そして「アンタは宇宙人よ!」と言った。それを皆は唖然として眺めていた。そして、「何で~~?」と言うから、「さっき話した通りだろうがバカモン」。納得行かないようだがそりゃそうだろう、全員今までひたすら石鹸でゴシゴシ洗い続けてきたのだ。子供のアトピーも、「あんたの責任~!」と言ってやった。やってみるかどうかは知らないが、話ならともかく臭わない靴下を目の当たりにして気になって仕方がないだろう。いつか試すかも知れない。こっそりと・・・