「疑惑の広域化」という報告レポートがあるのです。フリージャーナリスト青木泰が市民と一緒に書かれたのですが。
それをブロガーのざまみやがれい氏が取り上げて、ツイッターとメルマガで発信していますの。
広域瓦礫処理については、これまでも多くの問題があって、未だに反対運動も続いていますが、北九州市の市民勉強会がまとめたレポートです。
これは、6月21日前後の資料に基づいている話だそうで、現在までの間に、多少変化はあるのかもしれない前提ですが。
以前、このブログでも瓦礫問題で書いたんですが、瓦礫処理問題には、どうも被災地の負担を全国で助けようという、絆話だけでは無い側面が伺われるのよね。
宮城を例に取ると、宮城県は津波瓦礫を鹿島JVという、ゼネコンの総合企業体に発注した。
そしてその後に、政府は瓦礫を広域処理すると決定し、それに対して交付金を支払っうことになった。
宮城県は昨年、宮城県を四つのブロックにあけ、石巻ブロック(東松山・女川市)に関しては既に鹿島JVと契約していた。契約した段階で、もうこのブロックには他県に出す瓦礫は無かったの。
それなのに、ああそれなのにその後、環境省からの交付金付きの遠隔処理が、提案されて決定が出る。
鹿島に委託されたはずの瓦礫は、北九州に運ばれる。それは域内で鹿島によって処理されればトン3万で済む物が、北九州市に運んで処理すれば17万もかかる。それは税金だよ。
つまり鹿島に委託した瓦礫と同じ瓦礫を、北急九州市に運び処理する。これはあきらかな二重請求だよね。逆に言えば我々の税金の二重払いじゃないだろうかという話なの。
尚且つ、石巻の瓦礫は680万トンで契約したのに440万に下方修正した、しかし契約金は修正されていない。当然宮城県は、鹿島に対して契約金の修正をもとめなくてはならならいはず。
H23年9月に契約されている約2000億円なんだけど。実際減ったんだから、700億くらいが戻されるベキなのにね。大体なんで鹿島JVと契約したかも、なんか不透明。
瓦礫受け入れに反対している、北九州市の市民が調査を初めて、宮城県・鹿島JV・北九州市・環境省に質問状を出したの。
北九州市に持ってくる瓦礫は無いのではとね。だってもう石巻ブロックの瓦礫は鹿島JVと契約してるんだし。
北九州市長は、記者会見で直接宮城の知事から頼まれたと言う。宮城県から依頼を受けたんだから、それを信用して受けると。書類はないってことさね。
それが調査をしてくれという、市民の質問に対する答えなの。最小の経費で最大の効果を上げるべし、という地方行政法にも違反しているよね。
どうもこの話は、宮城県の動きが要となっているんだけど。そのへんは全く報道されないからね・・
かたや環境省は今までに無い、一兆円予算で焼け太り、博報堂に3億で依頼して、石巻の瓦礫を新聞一面報道して、絆を唄って全国の瓦礫処理を宣伝した。
瓦礫広域処理の意識調査は、30億かけて電通が請け負い、庶民の9割が広域瓦礫処理に賛成だと発表。
11問中実は2問だけが瓦礫問題で、他はただの環境意識の設問なの。
それも意図的な設問で、広域瓦礫処理は、出来ればした方がいいまでを含めて、87%賛成と大々的に報道されたの。
この辺りが、巨大広告代理店と役所とマスコミの連携が、あったんだろうと推測しちゃうけど。
環境省も出来た頃は、公害問題もあって役所の中ではうるさい役所と言われていたけど、その頃の心意気はもはや無いのだろうか。
復興予算もここの所、ぼろぼろと勝手に各省で使ってるのが判明して問題化しているけど、首の一つも飛びませぬ。
除染の問題といい、この瓦礫の広域処理の問題といい。
とにかく火事場泥棒のような、貧困ビジネスまがいの事を、政府や自治体がやってるのでは、どうにもならないよね・・