小雪が舞う2月のとある土曜日の午後、主人に誘われ、

 

「ファンタン・ラトゥール~鋭敏な感性」展に行って参りました。

 

 

パリ6区、リュクサンブール公園の広大な敷地の一画に

 

あります Musée du Luxembourg(リュクサンブール美術館)。

 

常設展のない特別展のみの美術館です。

 

料金は企画展によって、異なり、今回は12ユーロでした。

 

1859年 自画像

 

1836年にフランス南東部の町、グルノーブルで、

 

イタリア人の画家兼絵画教師の父とロシア人の母との間に誕生した

 

Henri Fantin Latour(アンリ・ファンタン・ラトゥール)。

 

 

幼少期から父に絵画の手ほどきを受け、パリの

 

エコール・デ・ボザール(国立美術学校)で学びました。

 

 

数多くの静物画、肖像画を制作し、高い評価を得た画家です。

 

 

 

 

週末かつ、特別展の最終日前日ということもあり、大盛況で、

 

多くの芸術愛好家で賑わっていました。

 

 

手袋が片方だけとは何か意味があるのでしょうか。

 

 

静物画も多く、展示されていたのですが、

 

 

植物の質感や果実のみずみずしさ、花瓶に張られた水、

 

1872年 サンザシの花瓶

 

陶器の光沢に至るまで、見事に描かれていて、感心させられました。

 

1864年 ドラクロワ礼賛(ドラクロワへのオマージュ)

 

ファンタンの評価を高め、彼の代表作にもなっているのが、

 

集団肖像画です。

 

ロマン派画家の巨匠 ドラクロワの肖像画を中心に、

 

彼を称賛していた当時の若き芸術家や批評家を描いています。

 

前列左から2番目の白シャツを着ているのはファンタン自身です。

 

1870年 バティニョールのアトリエ

 

こちらも代表作のひとつ。

 

絵筆をとる印象派のエドゥアール・マネを囲むように、背後には

 

画家のオットー・ショルデラー、その隣りの帽子をかぶっているのが、

 

オーギュスト・ルノワール、右に小説家兼批評家のエミール・ゾラ、

 

音楽家で、芸術収集家のエドモン・メートル、最も長身の男性が

 

画家のフレデリック・バジール、右端にはクロード・モネ、

 

そして、マネと同じく、椅子に座り、モデルとして、描かれているのが、

 

美術評論家でもあり、詩人、画家、彫刻家のザカリー・アストリュクです。

 

 

面々を確認するのもなんだか楽しいです。

 

 

1880年 重弁のキンレンカ

 

 

この女性肖像画も手袋を片方だけ、はずしています。

 

 

 

1876年 記念日

 

音楽愛好家でもあったファンタンは同時代に活躍した

 

ワーグナーやシューマン、ベルリオーズなどに影響を受け、

 

 

後半はしだいに作品のモチーフも変わっていきます。

 

 

企画展はすでに終了していますが、ファンタンの作品は

 

集団肖像画をはじめ、オルセー美術館でも鑑賞することができます。

 

リュクサンブール美術館の次回の特別展は3月16日から

 

7月9日までピサロ展が開催されます。

 

特別展に興味のある方は開館時間や休館日など、

 

時期によって異なりますので、ウェブサイトをご確認のうえ、

 

足を運んでくださいね。

 

皆さまの応援が更新の励みになります。

 

一日一回、それぞれに応援クリック、よろしくお願いいたします。

           ↓


   人気ブログランキング

 

☆こちらにもお願いします。 

     

 にほんブログ村

 

初めての方は 右 こちら も読んでくださいね。

 

◆  Musée du Luxembourg(2017.3.16~2017.7.9)

住所 19 rue de Vaugirard 75006 Paris
TEL 01 40 13 62 00
開館時間 10:30-18:00(金~日は19:00まで)
休館日

5/1

最寄り駅 St Sulpice ④
Website http://museeduluxembourg.fr/