ショートブレッド | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ショートブレッドは、スコットランドの伝統菓子。
イギリスのアフタヌーンティーに欠かせないお菓子のひとつでもあります。
シンプルな材料なのに奥深い味わいで、ざくっとした食感が後引く美味しさ。

バターはたっぷり30%以上の贅沢な配合ですが、発酵バターを使うと、より豊かな風味に。
塩味が風味を引き立てるので、バターが無塩のものしかない時は塩をひとつまみ加えるのも忘れずに。

形や食感にこだわりたい人向けに長く、詳しく説明していますが、生地作り自体は混ぜてまとめるだけととても簡単です。
家で自分だけのお茶菓子として食べる場合にはそれらを無視して構いませんので、気負わずうぞ。
味は変わらないし、自由に作る素朴な形も素敵なものです。
それでこそ家庭の味ですよね♪

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~作り方~

5×2cm 10本分

  有塩バター 50g
  砂糖 25g
  薄力粉 80g


①バターを室温に戻して柔らかく練ってから、砂糖と薄力粉を加えてゴムベラでよく切り混ぜてまとめる
 →フードプロセッサーに材料を全て入れて、まとまるまで切り混ぜると簡単

②ラップで挟んで1~1.5mm厚さの丸か長方形に伸ばし、30分以上冷蔵庫で冷やす

③170度に予熱し始め、その間に成形したら好みで楊枝やフォークで表面に飾りの穴をあけ、予熱が終わるまで時間がある場合は再度冷蔵庫へ
 →成形はここで切り分けても、縁に模様をつけた丸形、スティック状にしたい場合は長方形に伸ばして切り目をつけておいてから焼いた後に切り分けても好みで

④オーブンシートに乗せて、焼き色がつくまで約20分前後焼成
 →焼きたては崩れやすいので無理に天板から写さないこと

⑤焼いたあとに切り分ける場合は冷めてから、丸は放射状に、長方形はスティック状に切り分ける


~形について~
 卵が入らないクッキー全般に言えやすいことですが、生地が冷えていないと焼き上がりの形が広がりやすいものです。
 ショートブレッドは後から切り分けると断面が綺麗ですが、混ぜ方によっては割れやすくなるため、スティック状に焼きたい場合は切り分けてから焼くほうが個人的にはおすすめです。
 何度か焼いてみても、切り分けて焼きたいのにうまく行かないと言う時は、やや粉っぽさは残るものの上記レシピの薄力粉を増やしたり、しっかり冷やしてから焼くことでよりそのままの形で焼けやすくはなります。
 薄力粉を増やすのは、形にこだわる場合だけでなくこの配合ではバター分を強く感じる場合にも有効です。

 でもやっぱり薄力粉を増やさずに焼きたい場合は、だれてしまった時、オーブンから出して生地が崩れやすいうちにあえてティッシュの上から側面を指で押さえて形を整えるのもひとつの手。
 ただ本当に割れやすいのと、火傷にも注意が必要です。


~サクサク感を出すには~
 まとめて焼くよりも個々に切り分けて焼いたり、焼き時間を伸ばして火を通すとざくっとした食感が増します。
 底面にしっかりと焼き色がついているのが理想。
 本場では米粉を加えて食感を出しているレシピも多いですが、日本ではあまり意味がないと思われます。 理由は次の項を参照。


~米粉を配合してあるレシピ~
 米粉・上新粉を混ぜているレシピがあり、日本でも見かけます。
 本場で作られているレシピに米粉が加っている場合の目的は、ざくっとした食感を増すため。
 あちらの小麦粉のたんぱく質含有量の関係と、米粉の粗さがポイントなのです。
 そう考えると日本の米粉は粒子が細かいために、食感のための目的では加えても意味がなく、また日本で手に入る薄力粉を使う場合には加える必要がありません。
 でも食感ではなく味の好みで米粉入りがお好きな場合は、薄力粉の10%前後を上新粉に変えてどうぞ。


~保存・期限~
 焼成後は、乾燥剤(シリカゲル)と共に密閉して常温で、翌日から3週間後。
 焼成前の生地は冷蔵保存で2日程度、冷凍保存で1ヶ月弱可。