最近、読了。
著者は、「嵐が丘」などの翻訳で有名な英語文学翻訳家さんである。
やみくも 翻訳家、穴に落ちる (著)鴻巣友季子
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本書で大変気になったのは、
著者が、ルル・ワンという中国系オランダ人がオランダ語で書いた小説の英語訳を日本語に訳した、と書いてあったところである。
しかも、オランダ語から英語訳にするときに、かなり綿密に打ち合わせがなされ、かなり書き直され、分量が増えていたそうだ。うむむ・・。
- 睡蓮の教室 (新潮クレスト・ブックス)/新潮社
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著者は、文中の中国故事や毛沢東語録のアルファベット版に大変苦労したそうだ。
・・・だろうなあ。
本書では、中国事情に詳しい方に聞いたり、オランダ語の辞書を引いたり、
中国語ネイティブの翻訳者さんにも聞いたり・・・と奮闘されている様子が書かれている。
その他、小さいお嬢さんとの楽しい会話や、翻訳者ならではの好奇心旺盛な様子なども書かれており、大変楽しいエッセイになっている。
さて、「睡蓮の教室」は文化大革命時の少女の友情物語らしい。
ルル・ワン氏は1960年北京生まれとある。
文化大革命は1966年から1977年までだったので、ワン氏が17歳の時に終わったことになる。
その後、26歳でオランダに渡り、1997年に「睡蓮の教室」で小説家としてデビューしたそうだ。
日本でも楊逸氏が同じように小説家として活躍している。楊氏は1964年生まれ、1987年に来日し日本語を学び、2008年に芥川賞を受賞。
この「睡蓮の教室」はすかさず図書館に予約した。
鴻巣友季子氏の翻訳が大変楽しみである。
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いつの間にか電源が入らなくなっていた・・・。


