大事なことはメールで言うな! | 真面目に脱線話@リンガランド英語塾

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英語や芸能など、思いついたことを適当に書いていくという、そういうブログです。

今回は、When It's Important: Don't Write, Talk(大事なことは文面で送るのではなく話して伝えろ)という、意味深なタイトルの記事です。普通は大事なことは書いたほうが確実だと考えるものですが、筆者はそうではないと言いたいようです(→外部記事リンク)。



筆者は著書も好評で、テレビコメンテーターとしての活躍のThe Brain LadyことSusan Weinschenk先生です。



短い記事なのですが、なかなか面白い論点を含んでいます。さっそく読んでみましょう。


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筆者は最初に「大事なことを誰かに言う局面なら、すでにじかに言うか電話を使わなければならない」と断言し、「Eメールや携帯メールを使うな」と言い切っています。



こんなことを言われると、本当かなと思わず疑ってしまいますが、筆者は「その理由には科学的な裏づけがある」と言います。たんに自分の経験で言っているのではなく、アカデミックな研究が裏づけになっていると強弁しています。



それにしてもどんな理由があるでしょうか? たとえば、書くと誤解を与えやすいとか、実際に声を通したほうが説得力が増すからというのが、最初に思い浮かびます。


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しかし筆者は「それは書いたことで誤解を与える可能性があるからではない。また、話をすることが文面で伝えより説得力があるからでもない」と言います。



説得力も否定されました。・・・・もしかしたら、大事な話をEメールで伝えるのが失礼だからでしょうか?



しかし、筆者はこう言います。「Eメールだと丁寧に思われないからでもない。それも事実ではあるものの、話して伝えるべきだという理由ではない」と。



ちょっと思わせぶりですが、ようするに普通の人が考えるような理由でメールを使うなと言っているわけではないようです。ではいったいどんな理由があるのでしょうか?



理由は1つしかありません。筆者はThe Brain Ladyと呼ばれていることを思い出してください。



そう、答えは「脳」です。



It's all about the brain -- When you listen to someone talking your brain starts working in sync with the speaker. Here's what researcher Greg Stephens discovered: He put some participants in his research study in an fMRI machine and recorded them speaking. He also recorded their brain activity. Then he had other participants listen to the recordings while they were also in an fMRI machine, and he recorded their brains too.

「それはすべて脳に関わっている。誰かが話すのを聞いているとき、あなたの脳は話し手ととともに動き出す。研究者のグレッグ・ステファンが見つけたのは次の実験からである。fMRIを使って数名を調べ、被験者が話すところを記録し、同時に被験者の脳活動も記録する。そのあと、被験者にfMRIをつけたままほかの被験者の録音を聞かせ、同時に脳活動も記録する」



ちょっと込み入っていますが、こういうことです。


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まず、Aさんに脳の血流がわかる装置を付け、何か話してもらいます。次にBさんに、さきほど録音したAさんの声を聞かせます。そして、そのときのAさんとBさんの脳の動きを調べてみるわけです。



さて、どうなったのでしょうか。



なんと、両者の脳の動きが同じだったというのです。なんと、脳がシンクロ(同調)したのだと! BさんがAさんの声を聞いているときと、Aさんが話をしているときの脳の動きが、同じだったというのです。



これは意外!



もちろん聞いているほうがわずかに遅れて反応するようですが、それは理解できる話です。



試しに、Bさんがしらない外国語で同じことをしても、シンクロ現象は起こらなかったそうで、シンクロ現象はやはり理解と関係するようです。



そこで、ステファン氏はこんな公式を提唱します。


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Syncing + anticipation = understanding

「シンクロ+予測=理解」



脳が話し手に合わせるということは、話し手が伝えたいメッセージや考えは声として聞いたほうが伝わるというわけです。



また、脳の中でもとくに予測を司る部位が活性化することがわかったそうです。予測部分が活性化するほど、コミュニケーションもうまくいくとわかりました。



また、社会性に関わる部位も活性化しました。その部位はコミュニケーションを成功させるのに大事であると考えられており、そこには相手の信条や願望や目標を理解することも含まれます。



そして筆者は最後のほうでこう言います。



So the next time you have something important to say, say it, don't write it. Hearing someone speak is more powerful and persuasive than reading.

「だから、次に大事なことを伝えなければならないときは、書くのではなく話して伝えよう。誰かが話すのを聞くのは読むことより強力である」



なかなか興味深い話です。なんでもメールで済ませるのではなく、たまには電話したり会いに行ったりしたほうがいいというのは、どうやら間違いなさそうです。



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