2025年9月にインテリアプロデューサー香取美智子さんのツアーに参加してフィンランドのヘルシンキに行ってきました。その旅記録を少しずつまとめています。
【今回の旅程】
2025/9/8 早朝ヘルシンキ・ヴァンター国際空港到着、ホテルへ移動、ロビーにて顔合わせ~街案内(オーディ図書館、マリメッコ社員食堂(ランチ)&アウトレット、夕方チェックイン
9/9 午前 フリータイム、15:00 ロウリュヘルシンキサウナ、17:00 サーモンスープディナー交流
9/10 ミュールマキ教会~ホテルランチ~次世代型ホテル視察
9/11 不動産会社訪問~Aalto Cafe~アカデミア書店~アルテック本社&本店視察
9/12 HABITARE~ウェルビーングデザインセンタープロジェクト訪問~フェアウェルディナー
9/13 各自チェックアウト フリータイム~ヘルシンキ・ヴァンター国際空港へ
★★★★★★
【「どう見せる?」から考えるVMD。ストックマンの展示計画~フィンランド旅記録(9)】

ストックマンでは、インテリアフロアにも立ち寄りました。
日本の百貨店のインテリアフロアとは、ちょっと違う雰囲気。
北欧らしい家具や照明がたくさん並んでいて、見ているだけでも楽しい空間です。

なかでも、ペンダントライトが多く展示されているように感じました。

日本でもよく知られているデンマークのインテリアブランド、ボーコンセプト。

そして、同じくデンマークの照明ブランド、ルイスポールセンも。
ルイスポールセンのコーナーには、パンテラがたくさん展示されていました。

そして、気になったのが、この「おうち」の形をした展示。
同じような木枠のおうちがいくつもあり、その中にペンダントライトやテーブルライトがディスプレイされています。

何かのキャンペーンだったのか、常設の展示なのかはわからなかったのですが、この見せ方がとてもすてきでした。

そして、よく考えてみると、この小さなおうちの形をした什器は、ペンダントライトを展示するのにもぴったり。
百貨店のように天井が高い空間では、ペンダントライトをそのまま天井から吊るすと、実際の住空間とは高さの感覚が違ってしまいます。
でも、こうして家型のフレームをつくれば、暮らしの中で使う高さに近い位置でペンダントライトを見せることができます。

照明そのものだけではなく、「どう見せるか」を考えた展示什器。
こういうところも、インテリアを見る楽しさですね。

そして、百貨店の1階入口で目に入ったのが、オレンジ色のハンドルのはさみたち。
手芸をする人なら、一度は見たことがあるかもしれません。
フィンランドのブランド「フィスカース」です。
フィスカースは1694年、現在のフィスカース・ビレッジで製鉄所として始まった長い歴史を持つブランド。
私もフィスカースのはさみを2本持っています。
それにしても、百貨店の入口で「はさみ」をこんなふうに展示するなんて、おもしろいですよね。
日常で使う道具も、見せ方によって立派なディスプレイになる。
そんなところにも目が留まりました。
家具の形、座面のファブリック、ニッチの曲線、壁面の色と文字、マットなゴールド。どれもすごくかわいい。
こうして振り返ってみても、ストックマンは商品を見るだけではなく、展示やディスプレイを見るのも楽しい百貨店でした。
【つづく】
「家は、世界でいちばん大事な場所」
自分らしい住まいのためのサポートするインテリアコンサルティングを提供
インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士
土谷尚子(つちやなおこ)
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