譲渡会への参加受付の際、血液検査に関して、保護主様から下記のような質問を受けることがあります。
※ここでいう血液検査とは、猫白血病ウィルス抗原(FeLV)、猫免疫不全ウィルス抗体(FIV、いわゆる猫エイズ)の抗体検査のことです。
「今、保護してる猫がまだ生後1ヶ月半で、血液検査ができません。譲渡会当日には2カ月齢になりますが、参加申し込みはできますか?」
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参加申し込みは可能です。
ただし、譲渡会前日までに必ず血液検査を受けてください。
「病院で生後6カ月未満の子猫の血液検査はあまり意味がないと言われましたが、どうすればいいですか?」
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譲渡会に参加するには血液検査が条件に入っています。
譲渡会に参加したい場合は、別の病院へ行くなどして必ず血液検査を受けてください。
この生後6カ月未満での検査はあまり意味がないとはどういうことか簡単に説明します。
猫エイズに関しては、実際に子猫が感染していなくても、母猫からの移行抗体で、陽性という結果になります。
この母猫からの移行抗体がなくなるまでにおよそ5~6カ月かかるといわれており、生後6カ月を過ぎてから再検査をすると、陰性になります。(陰転といいます)
つまり、生後6カ月未満で検査しても、正しい結果が得られないことがあり、6カ月を過ぎてからもう一度検査する必要があるということです。
では、本当に無意味なのでしょうか?
結果が陰性の場合は、子猫の飼育環境がしっかりしており、エイズキャリアの猫とは隔離するなど、感染の可能性がなければ、陽性に転じることはまずありません。
確かに、陽性という結果が出れば、不安にもなるし、里親様が決まりにくいのでは?という心配にもつながります。
ですが、猫エイズは感染力が非常に弱く、母猫がエイズウィルスキャリアだったとしても、子猫に感染しているケースはまれです。
検査結果を知ることで、対応策などを考えることもできます。
里親希望者様にも、きちんと説明することもできます。
とくに、先住猫がいる里親希望者様は、血液検査の結果を重要視する方もいらっしゃいます。
血液検査は金額も安くありません。
躊躇する気持ちはわかりますが、検査をしないよりは、している方(結果を知ること)がなにかとメリットがあるのです。
神戸猫ネットの譲渡会では、保護主様も里親希望者様も安心して参加できるよう、心がけております。
どうかご理解していただけますよう、よろしくお願いいたします。
また、神戸猫ネットの譲渡会では、猫エイズ陽性の参加猫にプロフィールとは別に下記の表示をしています。
「猫エイズは怖くない」
里親希望者様だけではなく、保護主様もぜひご覧ください。
そして、病気についての理解を深めていただければと思います。
【参考資料】
猫白血病ウィルス抗原・猫免疫不全ウィルス抗体検査キットのパンフレット
病院で診断結果を記入してもらえます。
病院名も記入してもらうと安心です。
正式譲渡の際には里親様にお渡ししましょう。

