異端の病原体「プリオン」の怖さ | きなこのブログ

きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

日本を明るい未来へ…

狂牛病(BSE)の原因となる病原体として登場したのがプリオン。

これまで、病気の原因となるといえば、細菌やウイルスという、広い意味での生物だった。

プリオンは、タンパク質という点が新しく、不気味である。

BSEは、1980年代後半にイギリスで発生したもので、牛の脳がスポンジのようにスカスカになってしまう。

症状として、足元がふらついてヨタヨタになり、ついには倒れてしまい、最後は食べることも出来なくなり死んでしまう。

人間に感染するかどうか、はっきり分かっていないが、イギリスでその後、同じような症状になるクロイツフェルト・ヤコブ病が、それまで以上の確立で発生するようになった。

そのため、牛から人間にも感染する可能性が高いとされている。

細菌やウイルスであれば、体内に侵入した場合、免疫反応が起きる。

だが、プリオンはタンパク質なので、身体の防御システムをくぐりぬけてしまうらしい。

プリオンが不思議なのは、DNAを持っていないのに、自己増殖してしまう点だ。

これまでの生物学の常識を覆しているのだ。

DNAを持つ病原体であれば、その核酸を破壊する紫外線照射をすれば感染力はなくなるのだが、持っていないのでどうしようもない。

さらにプリオンは通常の細菌やウイルスなら死滅するはずの、240度で熱しても感染力は消滅しない。

そして研究の結果、驚愕の事実が明らかになった。

プリオンタンパク質の分離に成功し、そのアミノ酸配列を調べてみると、人間の体内でいつも作られている普通のタンパク質と同じだったのである。

人間は、もとからプリオンを持っていたのだ。

これを“正常プリオン”という。

ただ、配列は同じでも、病原体のプリオン(異常プリオン)とはその折りたたみ方が違っていた。

そこに謎を解くカギがあるらしい。

理由は分からないが、体内の正常プリオンが病原性の異常プリオンに 出会う と、異常型に化けてしまうらしい。

プリオンについては、まだまだ謎だらけである。

したがって、BSEの予防と治療の決定的な方法はまだない。

現段階では、 “危ないものは食べない” というのが最大の予防策である。


「HSUS(THE HUMANE SOCIETY OF THE UNITED STATES)」、つまり、「合衆国愛護協会」は、独自の調査をして、カリフォルニア州にある牛肉処理施設で、食用にすることを法律で禁じてる「ヘタリ牛」が、給食用の食材として使われてたことを発表した。

「ヘタリ牛」ってのは、狂牛病などで歩くことができなくなった牛のことで、アメリカでは「ダウナー・カウ」って呼ばれている。

以前は、アメリカでは健康な牛の肉と一緒に流通していて、もちろん、日本にもジャンジャン輸入されていた。

そして、アメリカの牛肉があまりにも危険だってことが分かり、日本は輸入をストップした訳だが、売国奴の小泉や麻生の大活躍で、アメリカ側は何ひとつ対策をしていないのに、そのまま輸入再開に至ったって訳だ。

この「HSUSのホームページ」を見ると、取材した牛肉処理施設の残酷な映像を紹介してる。

https:/ /commun ity.hsu s.org/c ampaign /CA_200 8_inves tigatio n?qp_so urce=ga ba89

見れば分かるが、病気で立ち上がることのできなくなった牛をムリヤリにフォークリフトで運んだり、足にロープをかけて引きずったり、ちょっと分かりずらいが、先端に高圧電流の流れる棒を体に押し付けて移動させているのだ。

そして、その記事では、こうした「ヘタリ牛」を子供たちの給食に使ってることを批判するとともに、その残酷な扱いも「動物愛護の精神に反する無慈悲な行為だ」って批判している。

いつものことだが、日本のマスコミは、アメリカの狂牛肉のことはほとんど報じない。

そして、日本の政府はと言えば、中国にはすぐに文句を言ったクセに、アメリカには質問すらしていないのだ。

アメリカの圧力に負けて、全頭検査をやめ、全箱検査もやめ、危険極まりない狂牛肉をほとんど「検査なし」で輸入し続けてる日本。

ほとんど何の検査もせず、「ヘタリ牛」の肉が混じってる可能性も高いのに、それでも輸入し続けてるアメリカの狂牛肉に対してこそ、全国民がギャーギャー騒ぐべきだと思う。

しかし、この国の多くの人たちは、政府の広報機関であるマスコミの偏向報道に踊らされている人たちだから、アメリカの「ヘタリ牛」の問題に目を向けさせない。

中国の食べ物が農薬まみれで危険だなんて、遥か昔から言われ続けて来たことで、今さら騒ぐようなことじゃな。

10年後に狂い死ぬアメリカの狂牛肉のほうが、よほど恐ろしいと思う。