これまでのあらすじ:大学卒業直後のこと。

親は内科か外科へ行けという。

でも自分の希望進路は小児精神科。困り果てた私は…







大学の、精神衛生相談室(学内にカウンセリングルームがあり、
何冊もエッセイ本を出している精神科医師・○先生が週に一度来る)
に相談してみよう!

と思い立ったのだった。



以前に一度、不眠で受診した際、親が横暴なことを相談し



あなたにはお金をかけているのよ、

これは投資なんですからね!!


って親から言われるのがつらいのです」




と私が話すと、○医師は



「投資は、かえってこないことも

ありますからね」



と話してくださり、
そうか~投資ってのは或る意味ギャンブルだからな!
と目からウロコ体験をしたので、○先生を頼りにしていたのである。



この時の相談内容はコレ。


「親は外科か内科と言うけれど、私は自分の興味と能力を考えて
自分の希望する科へ入局したいんです。
頑固な親を説得するにはどうしたらよいでしょう。」




するとO先生は…


「どうしても外科か内科とこだわる親と、
どうしても小児科とこだわるアナタは
こだわるという点において
同レベルじゃないですか?」


とおっしゃったのだった。


??????


なんかものすごく次の相談者が列なしてるしー。
心なしか、以前相談したときよりもクールな○先生…



人生相談レベルで先生のお手をわずらわせて、
すみませんでした。



…そうですか…とつぶやいて相談室を出る私。


でも釈然としなかった。


そうなのか?

行きたい科へ行きたいという私は、ぎゃあぎゃあわめく彼らと
同レベルなのか???



打ちひしがれたまま、再び親との対決を迎えた。



入局願書の提出期限も日々、迫っていた…。

(つづく)