いよいよ医学部6年間の学習を終え、
卒業して国家試験受かって、
さあどの科へ入ろう!というときのこと。


きょうびは専門科を決める前に全科ローテイトが望ましいと
されているようだが、

数年前はこの科に行くと決めたら、そこで研修医がスタートする。

○○科医局に入局、というカタチをとっていた。



困ったのは、親と私の意見が対立したことである。


親は外科か内科か、とにかくメジャーなところへ行けと言う。


私は1.小児科(小児精神科)
  
  2.精神科
  
  3.皮膚科
 

を希望していた。

ちなみに4.法医学

     5.熱帯医学・寄生虫学
である。


ところが、4&5のような基礎医学分野は親の猛反対にあった。

そして臨床であっても、



3.皮膚科


は教授でも水虫なんかを観なければならないし、
水虫なんかがうつるからダメ、



2.精神科

親戚に二人精神科医がいるが、大酒飲みで
どっちが患者かわからないようなダメ医者だから

ダメ(←意味不明???)



1.小児精神科(拒食症など子供の精神疾患を扱うのだが、
 精神科ではなく小児科分類になっていた)については、

私がこの先生に学びたいという先生が、

教授じゃないからダメ

と親はいうのであった。

教授でもない人に教わる価値はない、と。



無知な両親に逆らいながらも私はくたびれ果ててしまい、
学生カウンセリングルームを利用することにした…(つづく)