親が信じていた自称・霊能者。
アホな予言をしている分には、まあ困ったけどしょーがない、で
済んでいたのだが、そのうち困惑が深刻になってきた。

加持祈祷だけならば、線香・護摩クサいだけで
精神的苦痛を別にすれば、実害は無かった


だが。




しかし、信者が増えるにつれ何を勘違いしたのか、
この自称・霊能者はどんどん有害な発言をするように
なっていった。

私が小学校高学年のころのことだった。


かんのむしを駆除するため、

寄生虫駆除薬をのめ




という命令が出たのだ。






え?

かんのむしって、妖怪の一種っていうか、

子供の不機嫌や夜泣きの原因だとして、

昔の人が考えた実体のない想像上のモンでしょ?

それを、薬で駆除する?????





正直、私はそれまで小学校にフツーに通っていて
寄生虫検査(ギョウ虫とか)も検便も(ビロウな話で失礼)
受けていたが、ひっかかったことは一度もない。


なのになぜ???

抵抗しても小学生の哀しさ、親に薬を飲まされてしまった。

虫駆除薬であるサントニンを祖父母・母にすすめられて
飲まされたのだった。

日記に記録していたわけじゃないが、3,4回はそんなことが
あったと思う。





自称・霊能者がズルがしこいのはここで、
自称・霊能者本人が薬を信者に分け与えたのであれば、
(だって、存在しないカンノムシの駆除に、
実在する回虫のための駆除薬を使うというのだから!)

薬事法違反だとかなにがしかの法的責任を問えたかもしれない。




悪知恵がきくというのか、
信じ切って思考力を低下させている信者に

「かんのむし駆除のため、

子供に虫下し薬を薬局で買って飲ませろ」


と命令し、本人が薬を頒布したわけではなかった。




結果、
親の盲信の犠牲になったのは、私のような子供であった。



親が飲ませたサントニンは、それほど副作用がきつい薬ではない。

しかし、寄生虫がいると診断されたわけでもないのに
かんのむしだのという迷信深いモノを
持ち出され、抵抗出来ない形で薬を飲まされる…

精神的な苦痛もさることながら、
虫下しなので腹痛・下痢を起こすことはなはだしく、
それはそれは苦しかったのだ。


子供であった私は、自称・霊能者をこの件でさらに憎み嫌った。

祖父母および、親への信頼感もこの時消滅したのである。



この自称・霊能者の所行を書いているとキリがないくらいなので
親との断絶をまねく原因となった出来事だけ急ぎ紹介することとし、
明日、霊能者ネタはラストにします…。