中医学とは?

数千年の歴史を持つ、漢方の本場、中国において、

漢方医学のことを「中国伝統医学」と呼びます。

略して、中国医学または中医学と呼ばれています。


中医学は古いイメージがありますが、現在でも絶える

ことなく、臨床応用されています。

中医学は数千年の歴史があり、西洋医学に勝るとも

劣らない、優れた医学です。現在も中国では西洋医学

と同等の割合で病院内で使用されています。


豊富な臨床経験を蓄積し、又一定の科学性、実用性、

有効性、先進性が認められており、中医学の学習、

研究、応用と普及は現在世界規模で押し進められて

います。


日本の漢方も中国から伝わったものですが、長い漢方

の歴史の中のほんの一部分でしかありません。

中医学には、人体の生理、病理などの基礎概念、および

疾病の診断と治療などいくつかの特徴があり、この特徴は、


生理、病理については「整体観念」

診断と治療については「弁証論治」


この2つの面に分けられます。



私が、中医学を学んでいますと言うと、大体の人が

"漢方"?と言います。

確かに”漢方”もその一つである事には間違いないので

すが、「漢方」「鍼灸」「按摩推拿」これらが三大療法と言

われています。


それ以外にも、食養生・太極拳・気功療法・泡脚按摩・

吸玉療法・芳香療法・精油療法・かっさ療法等・・

全部で40数種類あるようです。

様々な療法がありますが、診断法は全て弁証論治に

基づいて行われます。


この弁証論治が中国医学の特徴で、医学理論体系と

なります。現在も臨床の場で活躍しているのは、この

独特の医学理論体系が構築されていたからだと言わ

れています。


<西洋医学と中医学の違い>

西洋医学・・・病気を診る=病名が確定できないと治療が出来ない。

中医学・・・・ 人を診る=病名にこだわらず、症状や全身の状態を

               総合的にみて、なんらかの治療法を導き

               出す事が出来る。


次回は整体観念について説明します。