前々回、 そろそろな予感 という記事を書きましたが、
その前の日うみとテレビをみながらいろいろな話をしていて、
気が付いたら不登校になるまでのことを一緒に振り返っていました。
話をしているうちに、漠然な不安が明確になってきたようです。
そして少しだけ、自分に自信が持てた様子。
今までうみとの会話は、
ワタシが最後まで話を聞かずに自分の意見を言ったり、
大事な話じゃない時は何かをしながら適当に聞いていたり、
うみはモヤモヤ・イライラが残ったまま終わることがほとんどでした。
『聴く』ことが大切だという事を何冊もの本を読んで知ってからは、
聴こうと気をつけていても、気づくと自分がいつのまにか話し役に。
いくら気をつけてても、何度も何度もそうなるから、
何でなんだろうってよくよく原因を考えてみたら・・・・
うみの話が長いんです。
それにワタシがイライラして、話をまとめたり終わらせるパターンでした。
細かく伝えようとしてくれてるんだろうけど、
話がどんどんズレていって、自分でも『えーと、何だっけ?』ってなるから、
『何の話か覚えてる?』
『それ、さっきの話と関係ある話?』
『あ、わかった。結局○○ってことだよね?』
なんて、無理やり軌道修正するもんだから、うみが不機嫌になることも。
話の途中で、『もういい』って終わることもしょっちゅうでした。
そのパターンに気づいてからも、
最後まで口を出さずに聴くということがなかなか出来ませんでした。
途中まで『うんうん』いいカンジに聴けていても、最後の最後に口を出しちゃう。
わかってても出来ない自己嫌悪のなか、こちらのブログに出会いました。
不登校対応の支援と相談 というブログです。
そのなかの、「聴く」ことの難しさ という記事が、凄く勉強になりました。
ワタシにとって耳の痛い言葉でもあり(笑)、
何冊もの本を読んでいたけど、まさに探し求めていた言葉でした。
ご紹介させていただきます
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不登校のお子様をお持ちのお母さんへ。
子供の話を聴くことは簡単だと思っていませんか?
もし、簡単だと思っているなら、今すぐ考え方を変えてください。
たしかに、聴き流すことは簡単です。
何も考えずにボーっとしながら聴いていればいいのですから。
でも、子供の話を聴き流していては、良好なコミュニケーションとは言えません。
そのうち、子供も話をする気をなくすでしょう。
「聴く」という行為は一般の人達が思っている以上に難しいことです。
まず、本当の話を聴くためには「沈黙」が必要です。
誰かと会話する時、お互いしゃべらずに黙っている時間を持てますか?
沈黙すると気まずく感じる人がほとんどではないでしょうか?
何秒くらいだったら耐えられますか?
通常なら、5秒でも耐えがたいでしょう。
一般社会では、沈黙が良しとされない場合も多々あります。
そのため、ほとんどの人が沈黙を重視しません。
けれども、本気で相手の話を聴きたければ、沈黙は欠かせないと言ってもいいほどなのです。
なぜ、沈黙が重要なのかと言えば、沈黙がやってくる前に話を切ると、
本当に話したいことまでたどり着かないからです。
自分が話しているときのことを思い出してください。
話しながら考えていませんか?
話す前から考えが完璧にまとまっていて、
言いたいことも文章表現もしっかり定まっているなら別ですが、
通常の会話でそこまで念入りに用意していることはほとんどありません。
つまり、通常の会話では、話しはじめた段階で「話したいこと」がまとまっていないのです。
話しながら徐々に「話したいこと」をまとめていっている傾向が強いのです。
そうやって話しているうちに「本当に話したいこと」に気づくケースが多いのです。
とりあえず話し始めて、いろいろと話しているうちに「話したいこと」がまとまってきて、
そのうち、自分でも気づかなかった「本当に話したいこと」に気づく。
こういう流れです。
ですから、聴く側に求められる姿勢は、相手の話を止めないことです。
相手の話がいったん止まっても、そこで黙っていれば、相手は次に話すことを考えます。
もし、沈黙が長いようでしたら、それまでに相手が話したことを要約してあげてください。
「つまり、~~ということ?」というふうに要約して返してあげるのです。
すると、相手は話をつづけます。
そうやって相手が話せるだけ話して、「もうこれ以上話すことはない」と感じた瞬間に、
相手自身も気づかなかった「本当に話したいこと」が出てくるのです。
その理由は簡単。
話しているうちにだんだんと頭のなかが整理されてきて、
頭のなかが整理される前には分からなかったことが分かってくるからです。
ちらかった部屋では探し物がなかなか見つかりませんが、
きちんと掃除をすると簡単に見つかるようなものです。
相手の話を限界まで引き出すために、「沈黙」を上手く利用してください。
沈黙が長いようなら「要約」を上手く利用してください。
自分が言いたいことは言わずに終わってもいいんです。
相手が本当に言いたいことを言わせてあげる。
それが「聴く」ということです。
沈黙と要約を重視しながら、しっかりと聴く。
このことが、不登校の子供と接するときに重要なポイントとなります。
木村優一
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とりあえず話し始めて、
いろいろと話しているうちに「話したいこと」がまとまってきて、
そのうち、自分でも気づかなかった「本当に話したいこと」に気づく。
聴く側に求められる姿勢は、相手の話を止めないこと。
そうやって相手が話せるだけ話して、
「もうこれ以上話すことはない」と感じた瞬間に、
相手自身も気づかなかった「本当に話したいこと」が出てくる。
相手が本当に言いたいことを言わせてあげる。
それが「聴く」ということ。
もう、ワタシの為に書いて下さったのかと思うほど(笑)
この記事の冒頭に書いたけど、
沈黙と要約を上手に使い、うみの話を全力で聴いたら、
不登校に至るまでの話になり、何かがうみのなかで変わりました。
途中何度も話を遮りそうになったけど、ぐっと我慢してひたすら聴きました。
沈黙と要約を常に意識したから、今回は出来たんだと思います。
テレビをみたりしてリラックスした雰囲気のなかですが、
なんと5時間(!!)うみは話し続けていました。
その結果、
こちらの記事 に書いたように瞳をキラキラさせながら、
『変わりたい』と言ってくれました。
学校の話だけでなく、いろいろな話もしたけど、
うみにとって『本当に話したいこと』は『変わりたい』という事でした。
それにしても5時間・・・・
こんなに聴いて欲しいことがあったんですね。
今まで、本当に話したいことにたどり着くまでに話を止めていたから、
うみのストレスは相当なものだったと思います。
それでも、うみはワタシに話しをすることはやめなかった。
何度も何度も、適当に聞き流されても。
よちよち歩きの子どもが、
何度も転んでは立ち上がり、親の元へ手を広げて駆け寄るように。
子どもって凄いですね。
もしかしたら、
親が子を愛する以上に、子は親を愛してるのかもしれないと思いました。
生まれたての赤ちゃんでも、
ある程度手がかからなくなった中学生でも、
親を必要とする、求める深さは変わらないのかもしれませんね。
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木村優一さんは、ご自身の不登校経験もブログに書いていらっしゃいます。
不登校だけでなく、子育て全般に、
とても勉強になる記事をわかりやすく丁寧に書いていらっしゃいます。
今回のような記事は、
子育てだけでなく、人間関係のコミュニケーションにもとても役立ちますよね^^
素敵なブログに出会えてよかったです![]()
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ありがとうございました(*⌒∇⌒*)