○惑星Xの定義-古代人が「二ビル」「破壊者」「脅かす看」と呼んだもの


惑星Ⅹという言葉は、未発見の惑星を指して天文学者が使う一般的な用語である。

誰かと惑星Ⅹについて論じると、惑星Ⅹとは、エリス(以前はゼナ)と呼ばれる新たに発見された準惑星ではないかという、よくある誤解にあうかもしれない。

これは注意を逸らすもととなる。

というのも、エリスは惑星Ⅹではないからだ。

この混同は偶然の所産だ。

冥王星もエリスも、惑星Xのような巨大な質量はないのだ。

実際この2つは、我々の月よりも小さく、だからこそ、準惑星として分類されているのだ。

ところが、「惑星Ⅹはニビルと同じものか」という質問に対しては、「大当たりー・葉巻をやるよ」と答えるがいい。

事実、本書で論じている惑星Xは、古代民話や世界各地の知恵を集めた本などに詳しく記録されており、様々な名前で知られているのだ。

著名な作家で研究家でもあるゼカリア・シッチンによると、古代シュメール人は「ニビル」と呼んだそうだ。

同様に『コルプリン・バイブル』(「補足資料Bコルプリン・バイブルの歴史」参照)には、惑星Ⅹの前回の大接近に関する歴史的説明が詳細になされており、しかもこの書は、「出エジプト記」以後のエジプト人や、イエスの死後のケルト人が書いたものなのだ。

この非宗教的な作品集によると、エジプト人は惑星Ⅹのことを、裏付けとなる聖書の一節と同様、錆小司「破壊者」と呼んだという。

ケルト人のドルイドの先祖は「脅かす者」と呼んだ。


とは言え、このとらえどころのない惑星摂動源が公式に確認されるまでは、呼び名は惑星Ⅹ、すなわち未発見の惑星という一般的用語であり続けるだろう。

これは、1781年の天王星の発見にまで起源をさかのぼれる近代的用語である。


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