◎国際関係
-----二〇〇八年アメリカ大統領選についてお尋ねします。
ジュセリ-ノさんの立場から、いまの大統領選をどのようにごらんになりますか。
共和党は勝利しません。
-----それは民主党が勝つということですか。
そうです。
------つまり'クリントンかオハマということですか
(※インタビューの時点で、まだ民主党の指名候補は決まっていなかった)。
たいへんな戦いになると思います。
ヒラリーは以前にご主人(ビル・・クリントン前大統領)の性的スキャンダルがありましたし、オハマの場合、アメリカでは肌の色がマイナス要素になってしまう。
ヒラリーが大統領になる可能性は大いにあるのですが、女性が大統領になるのを邪魔する動きが出てくるでしょう。
-----つまり'最終的にはオハマが指名候補になると?
はい,女性に大統領の座を与えるよりはもうひとり(オハマ)に与えて'その後、消し去るのです。
もともとアメリカの政治はそのように機能してきました。
オハマが選挙に勝って大統領になったあとで暗殺し'白人の副大統領が大統領になるという筋書きです。
ただし,これらはわたしの考えに過ぎません。
未来のビジョンとしては、まだ誰が大統領になるかは見えていない。
民主党ということしかわかっていません。
------『未来予知ノート』では'次の大統領はアル・ゴアだとおっしゃっていましたが、そうすると未来は変わったのですね。
アル・ゴアはいま名乗りをあげると、大統領の座をねらうために環境問題を利用したとみんなから言われるでしょう。
欲があまりにも露骨にかってしまうので、いまは静かにしていようと決めたみたいです。
でも、その次の選挙では名乗りをあげるでしょう。
彼の最大の関心事はアメリカ大統領になることなのですから。
ですから、いまは着々と足固めをして、誰かが声をかけてくれるのを待っているところなのです。
-----予知夢で見る未来は分岐していくのですか。
そうです。
当然のことです。
-----それは予知夢を公表することにも原因があるのでしょうか。
いえ、予知夢の公表と未来の分岐はまったく関係ありません。
わたしの予知夢は本だけでなくインターネットでも紹介されていますしね。
変化はいつも起きるものです.
極端な話、サッカーでこのチームが勝つと予知しても、リーグの最下位までいってしまうということだってありえます。
ただはっきり言えるのは、ゴアはアメリカの大統領になるためにいつかは行動を起こすということです。
予知夢では'彼の政治家としての戦略が見えますから。
ただ'ノーベル賞をもらったばかりのいまは、大統領になりたいなどと言ったら世論がだまっていないでしょう。
メディアにこてんぱんにされてしまうのは目に見えています。
推薦されるのなら別でしょうけれど、立候補などしたら票集めにはかえって逆効果です。
-----では、アル・ゴアが大統領になるのは人類にとっていいことでしょうか。
必ずしもそうとはいえません。
てっきり、ジュセリ-ノさんはアル・ゴアの支持者なのだと思っていましたが。
ゴアが環境問題への意識を高めたことは評価しますが、もし本人に下心があるとすればよくありません。
-----ブラジルにはアメリカを嫌っている人が多いのですか。
いえ、アメリカが好きな人もいますよ。
ブラジルにはグローボという親米派のテレビ局があります。
ブラジルでは最大のテレビネットワークで'アメリカをいっぱい宣伝しています。
彼らはアメリカについていいことしか言わず'都合の悪いことはまったく報じない。
わたしは現実をありのままに話すので、その局には嫌われています(笑)。
別にアメリカ人が嫌いというわけではなく'良くないことを批判しているだけなのですが。
-----グローボというテレビ局に対して、訴訟を起こしていると聞きましたが。
ええ。
彼らはまったく根拠のないテレビ番組を制作・放送して、わたしの名誉を敦損しました。
一審、二審ともに私が勝訴しています。
その後、局側の弁護士は'三十万レアル(約千五百万円)で和解したいと言ってきましたが'もちろん断っています。
-----対テロの戦いは続くのでしょうか。
テロはこれからも続き,世界に拡大していくでしょう。
政治の思惑が増えれば増えるほど、テロも増加します。
-----ビンラディンはどうなりますか。
ここ最近のビンラディンは静かですね。
いまでも捜索は続いていますが、彼を見つけて殺してもテロが終わるわけではありません。
また新しい指導者が出てくるでしょうから。
それでも、いつ逮捕されるのかは誰でも興味を持つところだと思いますが。
本来なら捕まってもいい頃合いですがへ関係当局がまだそうしたくないのでしょう。
捕まえることは可能だが、利吾がからんでいるので実行していないというだけです。
-----アメリカが放置しているということですか。
そう、アメリカはテロを必要としているのです。
理解していただくのは難しいかもしれませんが。
-----もう少しくわしくお願いします。
アメリカは経済を維持するために戦争を必要としています。
そのためにテロリストが必要なのです。
戦争の目的は経済です。
本来、イラクを攻撃する必要はなかった。
アフガニスタンもイラクも、対抗できる戦力がないことはわかっていました。
アメリカは、武器を持たない相手に戦いを仕掛けて勝利をおさめたのです。
------では、そのアメリカ軍がイラクから撤退するのはいつごろですか。
民主党の勝利が影響するのだと思いますが。
アメリカ軍は二〇〇九年にイラクから撤退しはじめます。
-それによってイラクの情勢は改善されますか。
いえいえ、よくなることはありません。
アメリカは決してイラクの国内情勢を改善することはなく、むしろ悪化させました。
アメリカが入る前のほうが暴力は少なかった。
暴力はアメリカが関与してから拡大していったのです。
------アメリカが敵視している国としてはほかにイランと北朝鮮がありますが'日本でとくに関心が高いのは北朝鮮の問題です。
『未来予知ノート』では「2014年から2016年に、三百人もの日本人幼児が北朝鮮に担致される」と予知していますね。
かなりショッキングな内容ですが。
日本人の遺伝子に個人的な関心を持つ者が'実験のために幼児を必要としているのです。
その人物は'アジア人のなかでも知性が高い日本人の遺伝子を欲していて、泣致を秘密裏に実行します。
日朝間の大きな外交問題に発展する可能性もあるので'ここではあまりくわしいことはお話ししないほうがいいと思います。
------北朝鮮との関係は今後改善していくのでしょうか。
それにはまず、北朝鮮と韓国がひとつにならなければなりません。
そしていろいろな出来事を経たうえで、ようやく改善の可能性が見えるでしょう。
ドイツと同じで、まず壁を壊さなければならない。
ただ、両国ともに統Tに向けての関心を持っているようです。
今後、世界のリーダーになる国はどこでしょうか。
とてもよい質問ですね(笑)。
でもこの問いに答えると、わたしは危険を背負ってしまうことになるのです。
いろいろとお話しすることはできるのですが、世界の動向を示唆することになりますから、その結果、わたしは標的となって命をねらわれてしまう。
ただし、アメリカではないとだけは言っておきましょう。
反米的と思われるかもしれませんが'別にそんなつもりで言っているのではありません。
-----ではブラジル?
ブラジルは世界で三位か四位にはなるでしょうが、一位にはなりません。
あの国に本当の大統嶺が現れるまで、まだ四十年くらいはかかるでしょうから。
いずれにせよ'低界勢力の均衡がとれるまでには時間がかかります。
どこの国がリーダーになるかはさておいて'アメリカではないことだけはお伝えできます。
-----今後近い将来に、世界規模の大戦は起きますか。
予知夢では世界大戦を見たことはありません。
わたしがいま懸念しているのは'爆音がひしめく紛争ではなく'むしろ環境問題との戦いです。
人が生き延びるための戦いです。
-----いままで暗い話が多かったのですが'明るい出来事はありますか。
もちろん、明るいこともいっぱいありますよ。
たとえば多くの技術的分野が花開きます。
遺伝子、医学、工学などがそうですね。
そして、日本はパイオニアとして重要な位置を占めることになります。
自動車やエレクトロニクス、そして、人類が必要とする新しい分野が誕生して開発が進むでしょう。
いままで想像の世界にしか存在しなかったものが'これから三十年から四十年のうちに登場します。