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研究家が語る'フォトン・ベルトの真相
偽情報に惑わされないためにも'フォトン・ベルトなるものを科学的に検証してみる必要がある。
そこで筆者は、この問題に詳しいフォトン・ベルト研究家エバン・デラヴイ氏にコンタクトをとった。
このデラヴイ氏は'前出の渡遁延朗氏とともに、日本でいち早くフォトン・ベルトに注目したひとりである。
以下、その取材による質疑応答である。
-フォトン・ベルトの存在をいつごろ知ったのですか?
フォトン・ベルトについて知ったのは'1994年にアメリカ・ワシントン州シアトルで開催されたセミナーでシェルダン・ナイドル氏の講演を聞いてからです。
内容はニューエイジ的なもので'いわゆる〟ぶっとび情報″だったけど'その中でひとつだけこれまで耳にしたことがなかった言葉を聞いたんです。
それが'フォトン・ベルトでした。
翌年の1995年4月、デラヴィ氏は日本に向けて『トランスダイメンション・ヴィスタ(次元を超えて見る)』という情報誌の発行を開始した。
その創刊号の-ツプ記事に「謎のフォトン・ベルト」と題して'当時入手した5つの情報を捉供したのだ。
正直、いろんな情報が飛び交っているものの、核心に触れたものがまったくありません。
本当にフォトン・ベルトが存在するのかすら疑問です。
そう情報には'〝ノイズ″と〟シグナル″があるんです。
〟シグナル″というのは本物で意味のある情報のこと。
そして、〟ノイズ″は'人間の頭の中で作りあげられただけのストーリーだということです。
現在流布しているフォトン・ベルト・ストーリーには、理論の基盤となるものが何もありません。
なぜならそれらの根拠は'科学データの曲解と'宇宙人から与えられたという情報が主になっているからです。
これでは'〟科学的″と呼ぶにはほど遠いと言わざるをえませんよね。
科学界に対する不信感と科学的思考の誤解が'こうした情報に勢いを与えている状態です。
多-の人々が'このような話を真に受けてしまう現状は'嘆かわしいというしかありません。
極論すれば、ノイズばかりで'シグナルがほとんどない。
とにかく'フォトン・ベルトの情報には誤りが多い。
あやふやで検証不可能なものばかりです。
後日知ったのだが、実はフォトン・ベルト騒動の発端となったのは'筆者の長年の知己である'オーストラリアの著名なUFO研究家コリン・ノリス氏の事務所を訪れた学生によって提供された情報だった。
フォトン・ベルト・スト-リーは、そのコリン氏が主宰する研究会のニューズレターから『ネクサス』誌に転載されたものだがもそもそもこの記事を書いたのは'同研究会のメンバーである大学生だったのだという。
ちなみに彼は'現在物理学者となりある有名な核施設で働いているらしい。