たとえ彼が言ったのが〝プライアソ″でも、実際にはプレソダを意味したのだとわたしは確信している。

いずれにせよそう思い込むつもりなのだ。

この実験を続行させるために。


わたし-彼はたしかにこの霊媒を指定したのよ。

初めの女性を通じて現われたのと同じやり方で現われるようにやってみようという話だったわ。


プレンダ-わたしを指定してくれてよかった。

きっと彼は'対話を助長する同調的な霊気があると感じたにちがいないわね。


わたし-ノストラダムスから与えられた接触のための指示を、あなたに教えてあげるわ。

前の人へつまりあの弟子がもう必要ないのかどうか、わたしにはわからないけど。


プレンダ-必要ないでしょうね。おそらくノートルダムははかの指導霊に話すように、わたしにもすぐ話しかけてくると思う。そこでわたしは、わたしという仲介者が存在せずに彼が直接話しているみたいに、話を中継すればいいわけ。

普通はそのやり方が一番よいのだから。


ノストラダムスとの接触に成功 四行詩の情報を現代に明らかにしなければならない、ノストラダムスは切迫した口調でそう強調していたのだともわたしはプレソダにくどいほど伝えた。

彼女はよくわかっていると答えた。


わたし-わたしたちが接触した場所は特別の会合地点だったんだけどあなたにその場所がわかるかしら。


プレンダ-きっと彼が到達できるある次元のことをそう言ったのだと思うわ。


わたし-わたしもそう思う。

その場所は地上ではないと言っていたし、そこでわたしと話を交わすにもほんの限られた時間しか留まっていられなかったのよ。


プレンダ-間違いないわ。ノストラダムスは指導霊と話そうと思うときにその会合地点へ行くでしようね。


わたし-じゃ、あなたに会合地点へ行く指示を出しましょうか?それともカウントが必要?終わったあとはあなたはいつでもあの美しい場所へ戻れるのよ。


プレンダ-もちろん戻ってこられるわ。こういうふうにできるって素敵だわ。さあどこかの年を狙ってわたしを移動させて。


わたし-どこかの年ってノストラダムスが生きていたときの?


プレンダ-そうよ。わたしが今いるところでは時間というものは何の意味もないから彼の全生涯が見渡せるの。それも動くパノラマみたいに前にも後ろにも動くのよ。


わたし-正確にはわからないけど1500年代なのは確かよ。


プレンダ-了解。ちょっと待ってね。

彼に焦点を合わせてメッセージを送るから。


わたし-これは普通の人間相手ではむずかしいけれど彼は普通じゃないものね。


プレンダ-そうよも普通どころではないからこんなことができるのよ。

でも初めてだから多少時間がかかるかもしれない。

わたしが目標を定めながら見えていることを説明してあげたほうが彼には楽かもしれないわね。


わたし-オーケー。以前彼がわたしに話しかけたときと同じとき、というか状況に戻ればいいのじゃないかな。


プレンダ-でなければそのときの関係をノスラダムスが思い出せるくらいの近い範囲内に。


わたしの胸は実際激しく動厚を打ちはじめていた。

ブレンダはノストラダムスの居場所を突きとめて接触できるだろうか?

確率は天文学的に小さい。だがやってみるだけの価値はある。

わたしは期待に息を凝らした。


プレンダ-今地上に目標を定めている。ここはヨーロッパの上空。

フランスがある。近づいていく。

ノストラダムスはフランスのどこにいるの?


わたし-じつは町の名前はよく知らないの。


プレンダ-彼の名前はミシェル・ド・ノートルダムよね-見つけた、彼は自分の家にいるわ。

家があってそこで仕事をしている。

家は石造りでこの時代の基準で言えば充分に大きいわ。

でもあなたがたから見れば少し小さいでしょうね。

彼が仕事をする特別な部屋がある。

この部屋にはさまざまな器具が備えつけてあるわ。

-あら、彼が入ってきた-火を灯したわ。

アルコールを燃やしているから炎が青い。

それからいろいろな道具を並べながら、もっと高度の慣域で注意を集中する手がかりにしている。


わたし-その道具を手がかりにして幻視を見るの?


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