青森ねぶたまつりがいよいよ来週に迫ってきました。
ねぶたといえば、ねぶた師ばかりがいつも注目されるけど、
…いやいや、わすれちゃいけねえぜ!
このお方の存在を!





青森県青森市の人形・ちょうちん作家、
黒滝武蔵さんでいっ!!
(黒滝さんはとてもシャイなので、残念ながら顔はみられません)


【参考】
青森で見つけた床屋が、もはや床屋の域を超えていた。|ねこぜの東京⇔青森
http://hama-sush-jp.pro/gan-mm/entry-11814632578.html


【重大発表あり】カルトな青森の床屋「バーバー千刈」のその後!|ねこぜの東京⇔青森
http://hama-sush-jp.pro/gan-mm/entry-11970357413.html

創作人形作家としても活動中の黒滝さん。
理髪師でもあり、センスのよさを生かしてお店を工房にしています。
日々強烈なアングラ作品で青森市民をびびらせていると思いきや、真の姿はというと…













青森ねぶた祭りで使われるこのような
ちょうちんを作っているお方なんです!!!
人形作家としてものすごい才能をもっている黒滝武蔵さんが、
誰でも知っているあのメジャーなまつりをささえているなんて!
ますます尊敬します。


さいきんでは…



こんなちょうちんもありました。このあと、
「ふるさと祭り東京2015」でEXILEの USAさんと TETSUYA さんがこのちょうちんを持っている姿を
ニュースで見かけました。 これも、黒滝さんが作ってたんですね!


先日、そんな黒滝さんの作業を、見学にいってきました。





ねこぜが見学にいったときは、去年壊れたちょうちんの修復中でした。
手際よくパーツを組み立てていきます。



使い込んだラジオから聞こえるウディ・ガスリーの曲に、風鈴のチーーーンという音色が重なり、
なんとも気持ちいい夏の昼です。

いま作ってるちょうちんは、あと4日でねぶたにつけるそう。すごいスピードでつくっているんですね。



この文字と絵も黒滝さんが書いてるのかと思ってましたが、
これはシールでできているそう。大量に発注があるところは手書きとわけて効率的につくっているんですね~



こちらが墨で書いたちょうちん。
なるほど。墨で書いたのは、乾くまで時間がかかるから干してるんですね。



これは…?うーん。これも手書きなんだろうか?
黒滝さんの描く直線も美しすぎるのでシールとの見分けるのが難しいぞ。
もしねぶた祭りで見つけたらじっくり観察してみてください。





仕事いるところをはじめてみたので、黒滝さんがいつもより神々しく見えます。
40年以上もちょうちんつくってるんだもんなあ。
青森のねぶたにつけるねぶたはすべて黒滝さんが作っているそうです。
お弟子さんもいるんだろうか。











こんな感じで完成したちょうちんを、どんどん箱に詰め込んでいきます。
でも、一箱に入るのは多くて24個位なので、何箱つめればいいんだろう。気が遠くなります…。





ねこぜが、あと一時間で東京に帰るというと、
今日までリンクステーションホールで、棟方志功の人形展をやっているそう。
黒滝さんが作った人形も飾られているそうなので、時間がギリギリだけどいってみることに。



あわてて時間を確認し…





レンタル自転車が火をふきそうな勢いで爆走!
リンクステーションホールに到着しました!



展示内容は

・棟方志功さん自身の作品
・他の作家による棟方志功さんの関連作品
・黒滝武蔵さん制作の棟方志功さん人形

どれも見れてよかったです!!
黒滝さんの人形は展示室の一画にまとまって展示されていました。
展示会場の空気がそこだけ異空間でした。



写真:黒滝武蔵 創作人形ホームページ より

黒滝さんのつくる棟方志功人形はもう今にも動きだしそう。爪の間にはいった墨までリアルです!
…でも、ただリアルなだけじゃなくて、黒滝さんの作品だ!とひと目でわかるほど 強烈な個性
があり、たましいがこもっているのが黒滝さん作品の魅力です。
しかも、志功さんのオフィシャル展覧会で飾られるなんて胸アツ…!
黒滝さん、もっともっと評価されていいのになあ。

今年の青森ねぶたまつりに行かれるかたは、ぜひちょうちんにも注目してみてください!
ワラッセの受付と入場券売り場には黒滝武蔵さんの人形が展示されているので必見ですよー!