「母はいつも細かく干渉してくるんです。
自分の意見が一番だと思っているみたい。
私がちょっとでも文句を言おうものなら、
『親に向かって、そんなこと言うもんじゃない』
と抑え込んでくる。
すると、これ以上、傷つきたくないから、
私は従うしかないんです。
あ~あ、自由に発言できたら、どんなにラクか・・・」
50代になってなお、
年老いた母親に振り回され、
鬱屈した思いに苦しむ女性。
(なんとか母との関係を変えたい)
と思い、カウンセリング・ルームを訪れました。
「そうですか。
それでは、いささか荒治療的な方法になりますが、
やってみますか?」
つづく
出典:『本当に強い人、強そうで弱い人』(川村則行、ゴマブックス、pp.212-213)
