大きな一歩(1) | 読書セラピー(幸せのページ)

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木に吹いた風が緑色になるように
花に吹いた風が芳香を運ぶように
風に言葉を託して届けます。

「母はいつも細かく干渉してくるんです。

自分の意見が一番だと思っているみたい。


私がちょっとでも文句を言おうものなら、

『親に向かって、そんなこと言うもんじゃない』

と抑え込んでくる。


すると、これ以上、傷つきたくないから、

私は従うしかないんです。


あ~あ、自由に発言できたら、どんなにラクか・・・」


50代になってなお、

年老いた母親に振り回され、

鬱屈した思いに苦しむ女性。


(なんとか母との関係を変えたい)

と思い、カウンセリング・ルームを訪れました。


「そうですか。

それでは、いささか荒治療的な方法になりますが、

やってみますか?」


つづく


出典:『本当に強い人、強そうで弱い人』(川村則行、ゴマブックス、pp.212-213)



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