人生の流れ(1) | 読書セラピー(幸せのページ)

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木に吹いた風が緑色になるように
花に吹いた風が芳香を運ぶように
風に言葉を託して届けます。

―心は見えないけれど、部屋を見れば心が分かる―


そう語るのは、空間心理カウンセラーの伊藤勇司さん 。


これから、ご自分の中にある観念(物事に対する考え方)を見直し、人生の流れを良くしていった、伊藤さんの物語をお届けします。


・・・・・・


(何かを犠牲にしないと欲しいものは手に入らない?)


仕事で早く成果を挙げたいと望んでいた伊藤さん。


ある日、彼女から別れを告げられます。


「そんなに仕事がしたいのであれば、別れて仕事に集中したら」


突然なので、返す言葉が見つかりません。


伊藤さんはしばらく考え、


「3ヶ月間しっかりと仕事に集中して形にするから、

その後にお互いまだ好きだったらよりを戻そう」


と答えました。


でも、彼女のことが好きなので、涙が止まらない・・・。


実は、伊藤さんの心の中に

「付き合っているから仕事がうまく進まない」

という思いがありました。


これを、彼女が無意識に感じ取り、

別れ話につながったのでしょう。


「でも、この考えでいくと、

3ヶ月集中して、仕事がうまくいき、よりが戻っても、

また将来、仕事に集中しなければならない状態になったとき、

別れることになるかもしれない・・・」


本当に大切なのは彼女だと気づいた伊藤さんは、

彼女と仕事を両立できるよう、考えを変えることに。


そして、別れた日の夜に連絡し、

翌日、よりを戻して欲しいと告げました。


執着(Before)を手放すことによって、新たな道が開いた瞬間。

ここから伊藤さんの人生は好転してゆきます。


(Before)

それなりの結果を得るためには、

何かを犠牲にしなければならない。


(After)

犠牲にする必要はない。

犠牲にしていたものを活かす。

仕事とプライベートのバランスをとる。


つづく


『人生の模様替え』(磯馴勇司、SEIKO出版、pp.16-23)



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