質感重視の浴衣美人メイク ~ベースメイク編~ | 鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~

質感重視の浴衣美人メイク ~ベースメイク編~

コメント欄で「浴衣に合うメイクってどんな感じにする?」という質問を頂きました。

使用するアイテムの写真などがあったほうが分かりやすいかと思ったのと、

ちょうど浴衣を着る機会がある時期なので、

私なりに浴衣の時のメイクについて書いてみたいと思います。


私は普段のメイクはしっかりお化粧感の出るベースメイクが好きですが、

浴衣の時は、あまり作り込んだ肌よりも、

とにかく「素肌っぽい」「隙がある」感じのほうが良いように思います。

お人形のようなマット肌よりも、

透け感のある生っぽい肌の方が浴衣には合う気がするのです。


1.下地作り

毛穴を埋めてするんとした肌に見せてくれる下地と、

肌を自然にトーンアップして綺麗に見せてくれる下地、

艶感を出すための下地の3種類を使います。



私のオススメは、クラランスの【スムースパーフェクティングタッチ】 と、

ディオール・カプチュールトータルの【リファイニングベース】 と、

カルディナーレの【プレメイクシャイニィ】


クラランスのスムースパーフェクティングタッチは、

ふわんとしたムースのようなテクスチャーで、

毛穴やちりめんじわなどの凹凸を埋めてくれる毛穴補正下地。

同系統のアイテムに比べて妙な皮膜感がないのが◎。


カプチュールトータルのリファイニングベースは、

ややピンクがかったゆるいクリーム状の下地で、

配合されているオレンジのパールが顔色をいきいきと見せてくれます。

厚ぼったくならないのに毛穴をごまかしてくれる、適度なカバー力もあります。


カルディナーレのプレメイクシャイニィは、

ピンク系の偏光パールが入った半透明のホワイトで、

エレガンスのベースシャインカラーほどギラつかないので、

薄付きのファンデを重ねるときにとても良いツヤ肌下地なのです。


スキンケアを終えたら、まずは小鼻、鼻のわきの頬など、

毛穴の気になるところにスムースパーフェクティングタッチを伸ばします。

くるくるなじませるように伸ばして、毛穴をとりあえずふさいでおきます。




次に、頬と鼻筋のTゾーンと目の下の▽の部分にはプレメイクシャイニィ、

それ以外の部分にはカプチュールトータルを点で置いて、

スポンジでしっかりたたき込んで薄く薄くのばします。

上のリカちゃんのように下地を点で置いてから、

それぞれをなじませるようにスポンジ塗りすると、まんべんなく薄く付きます。


2.ファンデーションをスポンジでスタンプ塗り
私にしては珍しく薄付きファンデ推奨

生っぽい質感に仕上げたいので、ここであまりお化粧感の出るファンデを使うと、

どうしても「塗り込めました。アラも凹凸も全て隠しました」という仕上がりになって、

浴衣のゆるい感じと合わずに顔だけ浮いてしまいます。



私のオススメは、ソニアリキエルの【エクラタン・エテルネル】

通称「ぷるぷるファンデ」という薄付きエマルジョン。

水分をたっぷり含んだ水っぽいテクスチャーで、

私が持っているファンデーションの中では最も薄付きの部類です。


他に有名なもので仕上がりが近いのは、RMKのリキッドファンデ。

サンプルで頂いて一度使ったことがありますが、

抜け感があるところが似ていると思うので、

RMKを持っている方はそちらでも代用できると思います。


エマルジョンファンデはスポンジで付けるのですが、

私のおすすめはTOFUのスポンジ

メーカーは別にTOFUでなくてもいいのですが、

とにかく水を含ませると膨らむタイプの、きめ細かいスポンジが良いのです。

昔は別メーカーでもよく売っていたのですが、

最近はなぜかTOFUしか見かけないので、持ってない人はとりあえずTOFUで。


いったん水を含ませてからスポンジを固く絞り、

タオルに包んでぎゅっと握ってからスポンジにファンデを取り、

スタンプを押すように肌にたたきこんでいきます。


スポンジは横にスライドさせないのが鉄則。

エマルジョンファンデは塗った後がスジムラになりやすいのですが、

スタンプを押すようにたたき込むことで、ムラのない仕上がりになります。

これは他のエマルジョンでも同じように使えるので、

エマルジョンでスジになってしまうという方はぜひぜひお試しを。


水有りのスポンジでこれでもかというくらいたたき込むと、

余分なファンデはスポンジが吸い取ってくれるので、

ファンデがつきすぎず、適度な肌の透け感が出ます。


そうそう、上まぶたには絶対に塗らないことがポイントです。

多少の色素沈着があったって、アイシャドウでなんとかなります。

上まぶたにファンデを塗るとリキッドアイシャドウだと色が混じったり、

パウダリーでもヨレたりしやすいから、

上まぶたにファンデを塗らないのは鉄板ですよ、お嬢さん。

その代わり境目がクッキリならないように気をつけてぼかしておいてください。


3.ハイライトを仕込む

ほお骨やCゾーンなど光の当たる部分にハイライトを入れると、

光にてらされたときにぬめっと光って素肌感が出ます。

点で光るラメっぽいものよりも面で光るパールの方がいいと思いますが、

ピンクパール、シルバーパール、ゴールドパールなど、

微妙な違いでも人それぞれ似合う色が違うので、

コレ!というのも見つけておくといいと思います。


私のオススメはNARSの【ザ・マルティプル#1501】

スティック状の練りハイライトで、シルバーパールがぎっしり入ったもの。

ぬめっと塗れたように光るのが気に入っているのと、

パウダーに比べて持ちが良いので、

花火大会やお祭りのようなお化粧直ししづらい場面に最適です。




入れる場所は上のリカちゃんで斜線を引いたゾーン。

最後に指に余った分を顎先に塗っても良いです。

ザ・マルティプルを指に取って、鼻筋とほお骨に沿ってなじませます。

正面から見て白く光っているようなら入れすぎ。

顔の角度を変えてみて、つやっぽく光が当たるくらいでOKです。


鼻筋のハイライトはTの字に広げるよりも、

眉間からスタートして先細りの二等辺三角形になるように入れて、

鼻の一番先まで入れない方が自然です。

指1本分くらい残して入れた方が綺麗。


4.セミマット~ややツヤありのフェイスパウダーをはたく

じわっと滲むようなツヤ感の出るフェイスパウダーを使います。

しっかりハイライトを入れて、下地もツヤありのものを使っているので、

上からかけるパウダーまでツヤ重視のギラギラパウダーにすると、

顔全体がテカってる人になるので、セミマットくらいがちょうど良いです。



私のオススメは、【DEWのトランスルーセント】

一番好きなのはシャネルのプードゥルユニヴェルセルのランピッドですが、

そちらはかなり入手困難な状況にあるので、

近い仕上がりになるDEWもとても気に入っています。

こちらはドラッグストアで普通に手に入れることができます。


DEWのトランスルーセントは真っ白のパウダーで、

乗せたすぐの感じはマットですが、実は微細なパールが入っていて、

しっかりブラシで払って使うとつるんとした不思議な艶感が出るのです。


無色のパウダーは時間がたっても皮脂ぐすみしにくいので、

よほど肌を焼いている人でなければ、

お化粧直しのしづらいときや夏の暑い季節向けに、

一つ持っておくと便利かと思います。


というわけで、DEWのフェイスパウダーをパフに取って、

しっかり揉み込んでからパフパフ。

肌全体がさらりとするくらいまでつけて、

山羊毛のブラシで磨くようにしっかりと余分な粉を払います。



私が使っているのは白鳳堂のフィニッシングブラシですが、

バサッバサッと付いた粉を全て払い落とすくらいの気持ちでやると、

だんだんにじむようなツヤが出てきて、

余分な粉が落ちて先に入れたハイライトが生きてきます。


ブラシをお持ちでない方は、毛足の長いパフでも代用可能です。

私のオススメは資生堂のアクリル製のパフ。

これは毛足が長くてサイズも大きいので愛用しているのですが、

パウダーを付ける用と払う用の2つを用意して、

パウダーを付け終わったら何も付いていないパフで、

外側に向かって円を描くように滑らせていくと、余分な粉を払うことができます。

ちなみに私は旅行に行くときは荷物を減らすためにこのパフで代用しています。


そして最後にシェーディング。

あまりがっつり入れずに入ってるか入ってないかくらいでOKです。



私のオススメは、シャネルのプードゥルユニヴェルセルの#40。

別にこれでなくても良いのですが、

濃い色のファンデーションやシェーディングパウダーを使うより、

濃い色のフェイスパウダーのほうがふんわり自然な感じになるからです。

シャネル以外であまり濃い色のフェイスパウダーを見かけないので、

どこのが良いかと聞かれたら、これしか答えられないだけです(^▽^;)


シャネルの#40をブラシにとって、

手の甲でなじませてからフェイスラインをぐるっと囲むように、

顔を一回り小さく見せるくらいの気持ちで入れます。

自分で正面から鏡を見て「よし、入ってるな」と分かったらやり過ぎ。

1周ブラシをぐるっと回すくらいで大丈夫です。

それ以上がっつり入れると閣下メイクになります。

いや、閣下に憧れているなら別段止めはしませんが。


ちなみに私が使っているブラシは、

竹田ブラシ製作所のファインゴートのフェイスパウダー用ブラシ。

ただ、これが特におすすめというわけではなくて、

旅行に行ったときにフェイスパウダー用のブラシを忘れて慌てて買っただけなんです。

案外使い勝手がよくて気に入っていますが、

シェーディングはナナメにカットされたものの方が使いやすいので、

適度にコシがある山羊毛のものを探しているところ。

白鳳堂は、ちょっと毛足が長いんだよなあ。


以上、ベースメイクはこれで終了です。

「え?クマは?クマ隠してなくね?」

「ソバカスとかニキビ跡はどうすればいいんですかー」

と思った方がいるかもしれませんが、それは敢えて隠しません


そもそもコンシーラーのようにしっかりカバー力のあるものは、

他の部分のベースメイクもしっかり作り込んでいないとそこだけ浮きます。

でも、そこまで作り込んだメイクは浴衣には絶対に合わない。

多少頬の赤みが透けていたり、多少クマが透けていたり、

ちょっとくらいソバカスが透けている方が、

生っぽさが出て綺麗に見えるときだってあると思うのです。


それでもどうしても気になるという方は、

クマならパール入りのパウダーを最後にさっと目の下に払って、

光で若干飛ばすくらいが良いと思います。

あるいは、ニキビ跡や茶グマだったら毛穴隠しの下地を塗った後に、

コントロールカラーで少しだけ補正するのが良いと思います。


もちろんテクニックがあればコンシーラーを使っても自然に見せられると思いますが、

なかなかそこまでコンシーラーを使いこなすのは難しい。

そんなわけで、無理にアラを隠すよりも素肌っぽさを出すことで、

アラをアラに見せない感じにした方が良いときもあると思っています。


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↑お次はいよいよ浴衣に似合う質感重視のポイントメイク編です。
実際に自分でやってみながら記事を書いているので、
どんどん一気に書ききれなくてすいませんヽ(;´Д`)ノ
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