ふわふわ灰リス毛のフェイスブラシ ~竹宝堂~
竹宝堂Zシリーズ フェイスブラシ Z-1
しばらく悩んでいたのですが、お給料も出たので買ってしまいました!
竹宝堂のZシリーズのブラシ!!いちまんさんぜんえん!!びびる!!
ご存知の方のほうが多いと思いますが、
竹宝堂というのは白鳳堂と同じく熊野筆のメーカーで、
有名なところで言うとカネボウの鉄舟シリーズを作っていたり、
ルナソルのブラシも竹宝堂製だそうで、
その質には定評のあるブランドです。
竹宝堂には幾つかのシリーズがあって、
プレステージライン(Z、GS、G、YP)という高級ラインと、
プロフェッショナルライン(M、B、Y、N、Artist)というラインに別れています。
それぞれ用途に併せて特徴のあるブラシを出しているのですが、
その中でもZシリーズは灰リスを中心とした最高級の毛のみを使った、
竹宝堂ブラシコレクションの最高峰シリーズ。
そ・・・そんなこと言われたらほしくなっちゃうじゃん!!!
で、そのZシリーズには8種類のブラシがあって、
このZ-1というのは一応フェイスブラシとして売られています。
素材は灰リス100%で、同シリーズの中で唯一「丸」の形状なのです。
ただ、私はこれをフェイスパウダー用ではなくチークブラシとして使う予定。
通常、よく売られているチークブラシやフェイスブラシは、
「丸平」といって、丸くカーブをつけて毛を束ね、
毛の付け根(金具の部分)を少しつぶすことによって、
横から見ると穂先が楕円形になっています。
この形のチークブラシは使い方によって、
シャープにも丸くもチークが入れられるオールマイティな選手。
ただ、狙ったところにチークを置きにくい、
油断するとのっぺりチークになりやすい、
という難点があるなというのが私の印象です。
これにはもちろん腕の問題もあるとは思うのですが、
ブラシというのは実に深いもので、
同じ化粧品を使っても、道具一つでかなり印象が変わる程です。
例えばチークブラシには、先ほど挙げた丸平以外に、
私が買った丸型、ローソク型、斜め型といった形があります。
丸型は写真を見てお分かりの通り、
穂先は弧を描いて丸くそろえられ、
根本の部分は金具をつぶさず○の形状です。
チークを丸くふんわりと自然に入れるのに適しています。
ローソク型とは金具部分を押しつぶしておらず、
断面はほぼ○の形状をしているのですが、
毛先のカーブがきつくついているため、
グラデーションを付けやすいという特徴があります。
広範囲に発色よくチークを入れるのに適しています。
斜め型はフィニッシングブラシに多い形状ですが、
ほお骨からこめかみに向かってシャープな印象のチークを入れるとき、
一発できれいに決まるという特徴があります。
ちなみにこの入れ方は「ハリウッドセレブ風」らしい。
で、それらの特徴の全てを併せ持つのが丸平なのです。
毛先を寝かせ気味にして使えばローソク型のように、
毛先を立て気味にして横にスライドさせれば斜め型のように、
丸くうごかせば丸型のように使えるというわけです。
そういうと聞こえはいいのかもしれないけれど、
「何にでも使えるモノ」って実は、
「何をしても中途半端なモノ」と紙一重であったりする。
帯に短したすきに長し、というのはちょっと言い過ぎだけれど、
やっぱり最初の1本、基本の1本、という感じがする。
1本使って「マイベストチークの入れ方」を体得したら、
それに一番あった形を探すのが良いような気がするのです。
私はチークは丸く入れるのが好きで、
「チーク入れてます」というよりは「顔色良いね」くらいが嬉しい。
それには丸型が最も適しているのではないかと思い当たったのです。
それで、大きさや素材などをいろいろ吟味してみた結果、
竹宝堂Zシリーズのフェイスブラシがよさそうだと思ったのです。
一応フェイスブラシと書いてあるので、
すごい巨大なものがきたらどうしようかという危惧もありましたが、
穂先は「チーク用」である白鳳堂の「きのこブラシ中」とほぼ同じ大きさなので、
きっと大丈夫、っていうかでかすぎたら素直にフェイス用にすればいい、
と決心して買ってみました。
届いたブラシは、「本当にフェイス用!?」と思うくらい、
むしろチークにドストライクなんじゃないかと言いたいくらい、
私が求めていた大きさでした。
上の写真では届いたZ-1とMACのチークブラシを並べてみました。
MACのチークブラシは丸平で、多分ヤギか何かの毛。
このブラシは私が生まれて初めて買った「高級ブラシ」というやつで、
高級といっても一本3000円だかそのくらいだったけれど、
ブラシなんか付属のでいいと思っていた当時の私にとっては、
結構キヨミズなものでした。
このブラシから私のブラシホリックが始まったと言っても過言ではなく、
このブラシに「お道具の大切さ」を教えてもらったともいえます。
これより質も使い勝手も良いブラシが世の中には溢れている、
という事実を知った今でもすごく大事に思っている一品です。
上から見ると大きさがあまり変わらないか、むしろMACの方が大きく見えましたが、
横からみるとすごいボリュームの違いです。
もちろん丸型と丸平の違いでもあるのだけれど、
毛量が全然違うのが見て取れると思います。
MACの方はもう3~4年使っているのでへたってきているというのは差し引いても、
最高級シリーズは違うなあ!とホクホク。
ちなみに使用感ですが、頬に付けても全くチクチクしない。
灰リスは毛が柔らかい分、傷みやすいとも言われているので、
痛めないよう先に付属のブラシでチークをガリガリ削ってから、
毛流れに沿ってチークを取り、手の甲でなじませてから乗せると、
ふんわりと綺麗なグラデーションで色が乗りました。
「ここが一番濃いところ」と定めた位置に若干立て気味にブラシを置いて、
ふわーっと広げるようにブラシを動かすと、
自然とグラデーションがつくのです。
ま、ま、まるのブラシってすごいーーーー!!と一人で小躍りしました。
Zシリーズ、毛の質もすごく良いと思うし、
もし迷っている人がいたらぜひおすすめします。
あと、ネットの説明だといまいち大きさがわからないなあと思っていたのですが、
今回届いたブラシと一緒にカタログが入っていて、
その中の写真がすべて実物大だということを発見しました。
なので、大きさで迷っている人は一度カタログを請求してみるといいかもしれないです。
メイクブラシケースをざばっと広げてお化粧をしていると、
「あんた一体、何屋さんになりたいの?」
などと聞かれてしまったりもするんだけど、
それでもやっぱりお道具は大切。
カタログで見る限りZシリーズのアイシャドウブラシ、
毛量が多くてすごく良さそう!欲しいなあ~。


