こんにちは。 横浜の元教員婚活カウンセラー 石塚あかりです。
※昨年9月の記事を再構成しました。
初お見合いパーティーで二人から○をもらったのですが、そのうちの一人Bさんの話です。
そのお見合いパーティーは最新式で、あとからWEBで参加者情報が確認できます。
年齢と職業と血液型などが載っています。
もうひとり、メールをくれたBさんは全く印象がなかったので、情報を見てみると
27歳
とありました。
わたしは当時37歳なので、さすがにこれは、番号のつけ違いだろうと、
『こちらは37歳なので、何かのお間違いではないでしょうか?』
と返信すると、
『元カノも10歳年上でした。お綺麗な方だと思ったので、一度お会いしたいです。』
と。
まじか。
ペタジーニなのか。
(元プロ野球のペタジーニ選手は友達のお母さんと結婚して離婚した、年上女性好きの代名詞です)
または、生命保険、マンション営業か、願いの叶う壺販売の結婚詐欺かも。
半信半疑になりつつも、翌週ディナーの約束をしたのでした。
さて、デート当日。
Bさんはひょろりとした、研究職理系メガネ男子でした。ずっとにこにこしながら、眼鏡の奥で優しい目をしています。
席につくとすぐストレートに、「今日は来てくれて嬉しかったです」と言われ、ちょっと安心しました。
結婚詐欺では、ないらしい。
1回目のデートはたいてい自己紹介なので、話題には困りません。
楽しい雰囲気の中、10歳年下もありかな~なんて思っていました。
何より、Bさんはわたしに興味がありそうです。
さて、食事も終わり、伝票がテーブルに置かれました。
テーブル会計でしたが、Bさんはさん一向に伝票に手を伸ばさず、閉店の合図をされても、始終にこにこしたまま。
オイ![]()
「Bさん、ここテーブル会計みたいですよ」
と声をかけましたが、
「はい」
と言って、相変わらずにこにこ。
しびれをきらして、わたしが伝票をひっくり返し、「9,000円だから一人4,500円でいいですか?」と仕切ると、「はい、それでいいです」と。
いやいや、会計は男性にリードしてほしかった。
やはり10歳下は頼りないかもしれない。
そんなことを思いながら、駅まで行きました。
すると・・・。Bさんは駅の改札まで送ってくれ、わたしが見えなくなるまで、手を振ってくれました。
その、女性として大切に扱われている感じにじわーと胸が温かくなりました。
こんな感動は久しぶりすぎて、正直駅で泣きそうになりました。
会計が仕切れなくたって、大したことではない。
この人と、結婚するかもしれない!!!!
と、急激にテンションは上がっていきました。
次の土曜日はどこかにでかけようと誘われましたので、土曜日長時間過ごせば、それなりに人柄もわかるはず、と思いました。
その週の木曜日の夜、Bさんから電話がかかってきました。明日金曜日の夜も食事をしないかというお誘いでした。
「いいですよ!」
と答え、電話を切ると、メッセージが。
「土曜日まで会うのが待てないので、明日も会いたくなってしまいました。急に声が聴きたくなってしまって、電話してしまてすみません。」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
これ、もう恋してますよね?
わたしもテンション上がって、金曜日を迎えました。
さて、デート当日、その日は、わたしは仕事でミスしたり、うまくいかない1日でした。
Bさんとの待ち合わせに間に合わせるため、いろいろ投げうって会社を出てきました。
Bさんと待ち合わせて店に入り、食事を注文してから、わたしはべらべらと今日のできごとを面白おかしく話します。
Bさんも「あははは」と声をあげて笑い、よい雰囲気。
一通り話し終わって、「Bさん、わたしばっかりしゃべってしまって。Bさんは今週はどんな週でした?」
「普通の週です」
「え?」
「石塚さんのように、面白おかしいことは起きませんでした」
「はあ・・・」
いやいや。わたしの話も日常的な話よ。。。
「石塚さんの面白い話をもっと聞かせてください」
「え?」
観客誕生。![]()
デートって二人で盛り上げるものでしょう??
お誘いを受け、仕事を投げうってデートに駆け付けたのに、わたしはまたここでもおもてなしをしなくてはいけないのだろうか。
そんな残念な気持ちになってきました。
でも、ぽんぽん会話するより、ゆっくりする方がすきなタイプかもしれない。
わたしも会話のペースを落とし、相手に質問しました。
ですが、Bさんの最大の欠点はオープンマインドでないことでした。
とにかく、自分のことは語らない。
「Bさん、クルマ何乗っているんですか?」
「普通の乗用車です」
・・・たいていみんな、普通の乗用車よね。日野の2トンじゃなく。
「Bさんの勤務しているフロアって何階ですか?」
「秘密です」
・・・そうよね。機密事項だよね。って、そうなの??そこもNGなの??
会話が続かない・・・。
なんだか、わたしのなかで不信感がどんどん募ってきました。
「この人は何者?わたし、誰とご飯食べてるんだろう」
そうして、しばらく会話がなくなると唐突に、
「石塚さんの、人生で最も大事にしていることは何ですか?」
と重い質問が・・・・。
うーん。しどろもどろで答えると、また次の重い質問が。
Bさんは?と逆に話を振ると、「僕のことはいいんで」となる。
これ、なんかの尋問?面接試験なの?嫁面接なの?
今にして思えば、Bさんは雑談なんかすっ飛ばして、はやく価値観のすり合わせに入りたかったのかもしれません。
男性は目的のために会話し、女性はただおしゃべりを楽しむ。
2回目のデートはわたしには苦痛の時間になりました。
そして、案の定、翌日の公園デートも盛り上がらず、終わりました。
Bさんからはまたお誘いメールが来ましたが、わたしはお断りしました。
お断りの理由として「Bさんご自身についてあまり語ってくださらないので、3回会ってもどんな人かわからなかった」
と素直にお伝えしましたが、
「何が聞きたかったですか?」と返信がありました。
こういうのがフィーリングが合わないってことかなあと思いました。
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さて、もし結婚していなかったらどれほど、このBさんのことを悔やんだかわかりません。
会話が苦手なことくらい、どうってことなかった。
自分の話を聞いてくれるいい人だった。
女性を大切にしてくれる人だった。
わたしに好意を持ってくれていた。
Bさんは、できなかったんじゃない。慣れてなかっただけ。
Bさんの内面の良さに目を向けず、「盛り上がりに欠ける」と見切ってしまったのはこの後猛烈に反省することになります。
なぜなら、これから苦節半年間の婚活「死のロード」に突入するからです。
出会っても出会っても、結婚したい人と巡り会わない。
「まだ、1回お見合いパーティーに行っただけだしな。」
そんな余裕の心がありました。
ですが、1回目のお見合いパーティーでたまたまいい人にめぐり会っただけでした。
(つづく)
本気で結婚したい人のための結婚相談所 婚活サロン ブーケトス
横浜の婚活カウンセラーの石塚 あかりでした。 CLASSY.2017年7月号に掲載されました。
