皆さま、おばんです!


先週末、鳥取県内の駅巡りを楽しんできました。


智頭急行・恋山形駅 を訪れた後は

お隣の山郷(やまさと)駅に向かったのですが、

カーナビがガイドしてくれる道は、どんどん山奥に入っていくんですよ。

本当にこんな場所に駅があるの?と思っちゃうような場所。

レンタカーにカーナビが付いていなかったら

山郷駅に辿りつけてなかったかもしれません。

ホントに助かりましたわ。


さてさて、そろそろ山郷駅がある場所のはずですけど…

左右を見回しても駅はなし。

でも山郷駅の看板はあるし…
f03121/智頭急行・山郷駅

えっ!?下なの?下ってどういうこと?


看板の麓には、確かに山郷駅の入り口がありましたわ。
f03122/智頭急行・山郷駅


この画像を見ると、よくわかるかと思いますが、

山郷駅は地面を掘削した場所にあるユニークな駅でしたの。
f03120/智頭急行・山郷駅

それにしても、何でこんな構造の駅になったんでしょうね?

そんなことを気にしながらホームに降りてみました。


こちらの深い階段の先に、山郷駅のホームがあります。
f03123/智頭急行・山郷駅


山郷駅は平成6年12月、智頭線の開通に併せて開業した駅でした。

単式ホーム1本だけの棒線構造で駅舎は無く、あるモノは待合室だけ。

近年出来た無人駅ですから、これは致し方ありません。
f03124/智頭急行・山郷駅


ホームの端っこに立ってみたんですけど、

北側(恋山形駅寄り)から見えたものは…トンネル!
f03125/智頭急行・山郷駅


ホーム南側もトンネルなり~!
f03126/智頭急行・山郷駅

山郷駅、トンネルに挟まれていた駅だったんですね。


そもそも智頭線は平成6年に開通した新線ですが、

建設年は古く、国鉄時代、

山陽と山陰を結ぶバイパス線として

極めて高い規格で敷設された路線でした。

勾配やカーブを出来る限り最小に留めるために

路線の大半が高架線とトンネルで占められておりまして、

わずかに開けた場所に各駅が設けられているのですよ。

山郷駅もそんな駅のひとつなのです。


こちらは智頭線が開業する22年前、

昭和51年に撮影された山郷駅周辺の航空写真です。
f01329/智頭急行・山郷駅

赤〇印のある場所が山郷駅の入り口です。


この写真を見ると山郷駅周辺、

智頭線建設以前は水田が広がる長閑な場所だったようですね。

勾配緩和を理由に路盤部分が掘り下げられているのが

よくわかるかと思います。


国鉄時代に建設が進められながら

開業後の収益が見込めないことを理由に建設を凍結、

その後、第3セクターによって建設・開業という流れは、

地元の阿武隈急行にも似てますね。

こちらは大人の事情でかなりの黒字路線のようですが。


山郷駅周辺の民家は少な目ですが、

景勝地・副ケ滝(そうがたき)や中原の杉太鼓、などなど、

観光地はそこそこあるっぽい。
f03128/智頭急行・山郷駅


個人的には、この駅構造だけで満足できちゃった、

智頭線の山郷駅でした。




智頭急行


上郡駅

苔縄駅

河野原円心駅

久崎駅

佐用駅(平成22年4月7日)

平福駅

石井駅

宮本武蔵駅

大原駅

西粟倉駅

あわくら温泉駅

山郷駅(平成27年3月7日)

恋山形駅(平成27年3月7日)

智頭駅