皆さま、おばんです!


ここで皆様に問題です。

日本で最古の電機機関車ってな~んだ?


この問題に答えられたアナタは相当の機関車ファンです!

1912年(明治45年)にドイツから輸入された機関車が

国内最古の電機機関車と言われているのですが、

その機関車を軽井沢駅で見ることが出来るんですよ。


場所はこちら、

しなの鉄道の電車が発着する1番線ホームです。
e01263/(旧)軽井沢駅舎記念館

ぷしゅ~

ドアが閉まると、電車は上田駅方面に向け静かに発車しました。


するとその陰から…
e01264/(旧)軽井沢駅舎記念館

おっ?およよっ?

軽井沢駅1番線ホームのお隣りにある線路には、

信越本線・碓氷峠にまつわる貴重な車両が保存されているのですよ。


まずは碓氷峠と言えばロクサン!

でも戦中・戦後の混乱期に登場した酷電のロクサンじゃありません。

碓氷峠が粘着運転となってからの補機・EF63です!
e01265/(旧)軽井沢駅舎記念館

しかもここにあるのは量産機トップの2号機ですよ。


こちらは最近までしなの鉄道で活躍していたクモハ169‐6
e01266/(旧)軽井沢駅舎記念館

昨年4月の169系ラストランにも携わった車両ですよね。


そして、これらの車両たちとともに保存されている機関車こそが、

車齢103年を迎える日本最古の電気機関車なのです。


10000形改めEC40形電気機関車です!
e01267/(旧)軽井沢駅舎記念館

10000形電気機関車、

保存されていることは知っていたんですけど、

まさかこの場所だとは思いもよりませんでした。


明治26年に開通した信越本線の碓氷峠ですが、

この区間には26ものトンネルがあるために煤煙被害がひどく、

その対策として明治45年に電化されたのです。

同線用に輸入されたドイツ・AEG製の機関車こそがこの10000形で

合計12両(10000‐10011)、

のちに形式改称でEC40 1‐12となって、

昭和11年に後継車のED42がデビューするまで活躍したのですよ。


ちなみにこちらの場所ですが、軽井沢駅の西側にあります

軽井沢駅の旧駅舎を利用した(旧)軽井沢駅舎記念館でした。
e01260/(旧)軽井沢駅舎記念館

e01262/(旧)軽井沢駅舎記念館

駅ファンの自分としては、ぜひとも入館してみたいスポットでしたが、

この日は年末ということもあって休館日。

駅舎は外から眺めるだけで終わってしまいましたの。


e01261/(旧)軽井沢駅舎記念館

せめて保存中の車両だけでも見たかったのですが…

すると運よく、スタッフさんと思われる方が来館。

わずかな時間でしたが承諾を得て、

写真を撮らせてもらうこが出来たんです。

職員さん、本当にありがとうございました。


r01268/(旧)軽井沢駅舎記念館

それにしても、

蒸気機関車とは違い単なる鉄板で出来た箱の電機機関車、

こんなに保存状態が良いのには驚きましたよ。


e01269/(旧)軽井沢駅舎記念館

この10000形電気機関車、

廃車後に大宮工場での保管期間を経て昭和16年に京福電鉄に譲渡、

テキ511に改められて運用に就いていたのですが…

昭和39年には再び復元保存のために国鉄へ返還され、

明治時代の姿に戻されたうえで、現在まで保存され続けているのです。

日本国内でもっとも幸運な電気機関車かもしれませんね。


そうそう、記念館前にはこんな機関車も保存されておりましたよ。
e0126a/(旧)軽井沢駅舎記念館

草軽(草軽電気鉄道)のデキ12です!

なんかもう、涙で目の前が見れません…


なお(旧)軽井沢駅舎記念館ですが、

長野新幹線開通によって取り壊された

軽井沢駅の駅舎を移設したもので、

車両が保管されていた線路も、

もともとは軽井沢駅の1番線ホームであったところらしく。


とにかく半日あっても見尽くすことが出来ない、

(旧)軽井沢駅舎記念館でした。


草軽の廃線跡まで見てたら絶対に1日じゃ終わらないし。

軽井沢の魅力はほんま底なし沼やな~