デザイナーの芦田淳先生が病の床にふされた折、
ふと意識を取り戻した先生が、
「君には苦労をかけたね。」と寄り添う友子さんに呟かれたそうだ。
「苦労は二人でするものでしょう。」と答える友子さんに、先生はにっこり微笑み、
ありがとう、と返されたという。
友子さんに伺った話です。
その、友子さんも少し前に旅立たれ、今日、帝国ホテルで催されたお別れ会に参列し、献花させて頂いた。
淳先生が亡くなられた時には、太陽が翳った気がした。
今日は大きな輝く星が落ちたような悲しみだ。
常に美しい佇まいでおられた。
女性として憧れだった。
天に召された友子さんに、心よりの哀悼を
捧げます。
