こんにちは。常磐津齋櫻(ときわず さいおう)です。
生徒様のお稽古の様子を拝見していると、「とても上手にお稽古を受けていらっしゃるな」と感じることがあります。
中には、思わず感動してしまうほどの受講の仕方をされる場合もあります。
今日は、そんな「お稽古を上手に受けるための考え方」をお伝えします。
⸻■ 参考にする音源の、正しい聞き方
曲を身につけるために聴く音源は、きちんと選ぶことが大切です。
ここを間違えてしまうと、どれだけ努力しても、なかなか結果につながりません。
ですから、私自身は「どの音源を聴けばよいか」は、必ず先生に確認しています。
雰囲気を知るために、いろいろな演奏を楽しんで聴くのは自由です。
ただし、「曲を習得するために聴く音源」は、慎重に選ぶ必要があります。
なぜなら、同じ曲名でも、演奏の仕方や表現は演奏者によって大きく異なるからです。特に三味線の曲は、その違いが顕著です。
つまり、
・楽しみとして聴く
・曲をマスターするために聴く
この二つは、まったく別物なのです。
特に初心者様の場合は、「良い演奏」と「そうでない演奏」の違いを見分けるのが難しいものです。
上達したい場合には、聴く内容にも意識を向けることが大切です。
⸻■ 予習と復習、どちらが大切?
慣れるまでは、復習を優先することをおすすめします。
間違えたまま覚えてしまうと、
そこから修正して正しい形に戻すまでに、
多くの時間と労力がかかってしまうからです。
まずは、「教わったことを正しく定着させる」。
これを大切にしましょう。
⸻■ お稽古の進め方の希望は、伝えてもよい?
はい、内容や進め方に希望があれば、ぜひ伝えてください。
「こうだったらいいな」と思っているだけでは、残念ながら相手には伝わりません。希望は、言葉にして初めて、検討の対象になります。
ただし、ひとつ大切なポイントがあります。
それは、指導者の判断に委ねる余地を残すことです。
技量のある師匠や先生は、ご本人が思っている以上の、芸の奥行きを持っています。
「ここだけ、これだけ」と決めすぎてしまうと、結果も、ご自身の想像の範囲に収まってしまいがちです。
少しお任せする余白を作ることで、今の自分を超えた、思いがけない世界に導いてもらえることもあります。
⸻■ まとめ
お稽古を上手に受けている方は、希望はきちんと伝えつつ、プロの判断に委ねる余地を持っています。
いかがでしょうか?
この考え方が、三味線を学ぶあなたのお役に立てば嬉しいです。
初めての方は、どうぞ体験レッスンからお越しくださいませ。
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伝統的な三味線音楽を提供しています。演奏したり、お教えしたりする仕事をしています。
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