こんにちは。常磐津齋櫻(ときわず さいおう)です。
昨日は、生徒様のお稽古日でした。
その時に、このようなお話をしました。
「痛い音を出してはいけない。これがルールです」
痛い音を出した時は、すべての基本のフォームが崩れています。
フォームを守って演奏する。これが一番簡単で有効な解決策です。

もう少し詳しく説明します。
痛い音を出してはいかない、と言われる時には、どのような現象が起きているのでしょうか?そして、その注意を受けた場合には、具体的に何をすればよいのでしょうか?
「痛い音」とは?
その音を聞いた時に、相手が心地よくなれない音を申します。
分かりやすいのは、ピアノをバーン!と乱暴に叩いたような音です。
音の大きさが、極端に大きい。かつ、音質がひどい音の時に使います。
レッスン中に注意された場合には、曲の流れから極端に逸脱した音量、音質の時に痛い音、と申しております。
痛い音が出てしまう原因
痛い音は「音のコントロールができなかった」場合に、起こります。
具体的に言うと、身体の軸の意識をすべて忘れて音を出しています。
痛い音を出が出る時には、演奏者の体が、例外なく極端に傾いています。そして三味線の場合には、大きく三味線の棹が揺れています。
痛い音に気付く方法
痛い音に気付く方法は、2つです。
一つは、誰かに指摘してもらう。もう一つは、自分で気づく。
指摘してもらう場合には、指導力のある先生に付くのが早道です。
自分で気づく選択をする場合には、録音や録画をして確認するのが早道です。
痛い音は、どれくらい良くないのか?
痛い音を聞いた時の印象は、車を運転している場合であれば、道路からはみ出して大破した!そういうイメージです。
車がクラッシュしたら、もうその車は使えません。
痛い音を出すことは、音程を外すよりも大きな事故です。
痛い音への対処方法
痛い音を出す人は、例外なく「自分が出した痛い音」に気付いていません。
自分の出した音を聞いていないのです。
曲を演奏する時の作業が、音を出す、で完了しています。つまり、音を出した後に「自分の音を聞く」作業を忘れてしまっています。
最初は自分が出した音を聞く、から始めてくださいね。
そして、その音を聞いて心地良く感じられるか?味わってみてください。
「心地よい音と、不快な音を知る」
この過程を踏めば、演奏のフォームを守ることがなぜ大切なのか?がより一層実感できることと思います。
痛くない音。心地よく美しい三味線の音色への第一歩は基本の演奏フォームを身に付けることです。
学んだ基本のフォームを守ることは、極めて重要です。
フォームを守ることは、音を出す時の根幹部分です。

美しい三味線の音色に出会っていただきたいと願っています。
あなたも、美しい三味線の音色を奏でてみませんか?
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伝統的な三味線音楽を提供しています。演奏したり、お教えしたりする仕事をしています。
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