純真無垢な高校3年生の女の子がいたそうな・・・


この、ワタクシなんですがね


北国では冬になると、チャリ通学が出来なくなる


毎日歩いて女子高に通う私はある日一人の男の子と出会う


男の子は反対側から歩いて来て共学の高校へ向かう


同じ時間同じ場所ですれ違う二人・・・


いつからともなく、挨拶って程ではないけれど


軽い会釈?みたいな?


お互いにチラ見・・・して・・・すれ違う感じぃ?


遠くから歩いてくる姿にいつしか、淡い恋心・・・?


すれ違う時が近づいて来るとなんだか、ドキドキしたりして




ある日、あぁ~もう直ぐすれ違う・・・


今日は「オハヨウ」と言おうかなぁ~・・・ドキドキ・・・


マッスル緊張の瞬間・・・ズルッ!


私は足を滑らせて・・・でも、転んでたまるか!


悪あがきしてジタバタ・・・結果・・・


学生鞄が弧を描いて宙に舞い


乙女は・・・お股おっピロゲて・・・大の字に寝転んだ



空は・・・どこまでも青かった


後頭部を激打した私は直ぐに起き上がれない


男の子が急に走り出した


やっと上半身を起こし立ち上がろうとした時


「大丈夫か?・・・こ、これ・・・」


鞄の雪を払いながら私の目の前に差し出す


「あ、ありがと・・・」鞄を受け取りながらヨロヨロと立ち上がり


恥ずかしさでいっぱいの私はそのまま走り出した


打ち付けた後頭部がガンガンしていた


後ろも振り向かず走り続け坂を登りきったところで


ようやく振り向いたが、もう男の子の姿はなかった


次の日から、私はいつもと違う道を通り学校へ向かった



1週間程経った頃、やっぱりいつもの道を行こう・・・


でも、男の子とはそれきり会えなくなった


いつもと同じ時間なのに、どうしたんだろう?


何故次の日同じ道を歩かなかったのかと自分を責める


あの時笑って「ありがとう」が言えたなら・・・


きっと、次の日も会えて、


もしかして「おはよう!」も言えたかもしれないのに・・・




ずっと気になりながらも、春になり私は高校を卒業した


高校3年の冬、淡雪のような・・・想い出




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( ̄△ ̄;)エッ・・?今?


おばちゃんが転んでも誰も助けてくれないんぢゃねぇ?