受話器でズラゑを叩いたズラ太郎数日おとなしかった。


お風呂掃除も自発的にしていた。


かなり、反省していたのだろう。



が、・・・・




事の起こりは、ズラ太郎との口げんか。


初めはよくあるズラ太郎の珍行動・・・


いつもならどうってことない事が妙にカチンと来る時ってありません?


その日ここいらではゴミの日ではなかった。


それなのに、ズラ太郎が珍しく早く起きてゴミを出したんです。


その日私は休みで家に居たのですが、何で今日に限って早いのか・・・ってね。


いつもなら寝てる時間ですもの・・・


何となく・・・あれ?トイレに入って気づいた訳です。


女性の生理は定期的に来るし、我が家には3人の現役女性が居るわけですから、


当然月の半分以上はトイレの片隅の汚物入れは使用中。


それを・・・ズラ太郎が・・・捨てた!


そこは女の領域・・・いくら年取って性別不明??になったとは言え、やはり・・・


触られたくはない領域。女性は分かってくれるでしょ?


私と娘たちが、(たまにはズラゑが気を利かせて捨ててくれる事もあるが)


新聞紙で幾重にも包みカラスにいたずらされないように慎重に捨てているのに・・・



急いでゴミ収集所に行って見ると・・・


既に生ゴミはカラスが食い散らかしていた。


ズラゑと二人でゴミを撤収。


トイレの汚物・・・ビニール袋にそのまま・・・それは大丈夫だったけれど・・・






夕方、息子を学校に迎えに行って帰ってきてから、ズラ太郎のご機嫌見て、何気なく・・・


ズラ太郎に言ったわけですよ、「今日はゴミの日じゃないでしょ!」って。


「何でだ!今日は火曜日だものゴミだべや!」


「今日は月曜日。ゴミは火曜日。」


「んだよ、わがってらよ。今日は月曜日。まだボゲでねじゃよ!」 きっぱり言う・・・


「じゃぁなんでゴミ捨てたのさぁ・・・」


「・・・・・・・・ゴミ・・・捨てたなぁ・・・ハハハッ~」



いつもなら、ここで、仕方ない・・・と諦めるハズだった・・・



でも、トイレの例のものまで捨てられた。しかも・・・そのまま・・・


ここは引き下がれなかった。


「爺ちゃん・・・トイレのは私がちゃんとやるから触らないでくれる?一応爺ちゃんも男だし。」


「わざわざ、捨ててけだのに、文句がぁ!何してもまいねのがぁ?」


ってね。


で、結局、だんだん声張り上げてズラ太郎が怒り出して・・・


それに私もつい大きい声になって、話はあらぬ方向ににまで発展して、


おめぇの世話になんかならない!余計な世話だ!


結局俺が死ねばいいんだべ?邪魔なんだべぇ?俺をバカにしやがって・・・


みたいな・・・そんなことまで言い始めて・・・


どうしたものか・・・こうなったら、私の口は止まらない・・・売り言葉に買い言葉・・・


ズラゑと息子は、何事もないかのようにお菓子を食べ続けている。


こういう時は第三者が介入するとマスマス厄介になる事を知っているから。



私は・・・言わなきゃいいのに


「なに?叩く?どうぞ!叩けばいいじゃん受話器で!でも、私だって黙ってたたかれちゃいないよ!3倍に返してやるから!」


「そんなことしたら、死ぬべよぉ・・・」 ちょっと、ひるむズラ太郎


「いいんじゃない?別に・・・死んだらそこの雪の中にでも埋めてやるから。」


「何だとぉ~・・・親に向かって何だぁ~このぉ~」



全く・・・バカな喧嘩である。




そして、その後私は激しい頭痛と吐き気とめまいに倒れこんだ。




ズラゑが頭を冷やしてくれたが・・・治らない。




起きていられないほどのめまい・・・



これは・・・血管切れたか・・・?