すやすや眠るあなたの寝顔を見つめながら、
幼き頃の小さなわたしを思い出す。
さらさらと流れる髪を梳きながら、
小さなわたしの頭をなでる。
ふくふくと柔らかなほっぺをつまみながら、
小さなわたしの頬を包もう。
ねぇねぇ、おかあさん。ねぇねぇ、おとうさん。
わたしを見て。
ぼくを見て。
わたしだけを見て。
ぼくだけを見て。
わたしを褒めて。
ぼくを褒めて。
わたしを愛して。
ぼくを愛して。
ねぇ、笑って。
そんな怖い顔しないで。
優しいおかあさんがいい。優しいおとうさんがいい。
ねぇねぇ、おかあさん。ねぇねぇ、おとうさん。
ぎゅーってしてくれるとうれしい。
いい子だねって頭を撫でてくれるとうれしい。
だいすきだよって笑ってくれるとすごくうれしい。
ねぇねぇ、おかあさん。ねぇねぇ、おとうさん。
わたしね、ぼくね、
おかあさんのこと、だいすき。
おとうさんのこと、だいすき。
いちばん、いちばん、だいすき。