(画像は新ホテルのエントランス部分の工事風景)
再拡張や年パス復活に含み オリエンタルランド新CEO
2023年8月24日 15:14 に配信された、日経電子版記事です。
(記事にリンク https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC22B580S3A820C2000000/ )
シー拡張エリアのリリースに合わせて、いくつかのメディアに記事が出ましたが、日経だけ、記事タイトルに「年パス」の文字があります。
記事文から一部を引用します。
>>>(年間パスポートの)販売再開については「年間パスポートを含めチケット体系については検討中」とした。
<ブログ管理人の私見>
X(ツイッター)上では、このタイトルから年パスの復活を期待する投稿が散見されました。
根拠なき期待を除いて、よく読みましょう。
ただ、私自身が高野会長の発言を直接に聴いた分けでなく、各種の記事内容からの推察に過ぎないことを先にお断りしておきます。
1.日経にだけタイトルに「年パス」の文字
オリエンタルランド(以下、OLC)広報と日本経済新聞の担当記者は「懇意」な間柄と、OLCウォッチャーの多くは気付いています。
決算発表の度に、日経新聞だけにリーク記事が出るくらいですから。
したがって今般の記事文にも、OLC広報の意向を含むと考えて読みます。
OLCからすると、
そろそろ年パスのことを何か発信しておこう、とはいえ再開・復活はない、コアな顧客に期待を持たせる勝手な記事を書かれたら取り返しがつかない、OLCの意向に反せず書く新聞社はどこか → 日経の担当記者に書かせよう。
2.記事文から年パスの復活は「ある」と読めるか
高野会長の発言は、(年間パスポートを含む)販売再開については「年間パスポートを含めチケット体系については検討中」です。
経営者でも政治家でも「検討」というのは、「取り止める」とも「やる」とも決めていない、つまりは無難に引き延ばすための用語です。
また、これが「年パスの再開」に対する回答だとすると、論点をずらし回答をはぐらかす手法「ごはん論法」での回答になっています。
年パスをどうするか、には全く答えられていない、中身のない発言です。
「チケット体系を検討中」なのです。
つまり、パークチケット体系全体の中で、年パスはなくなろうが、価格改定で再開されようが、全く別ものになろうが、どうなっても嘘を言ったことにならない発言です。
政治家がよく使う手法ですね。
3.ばっさり
最近、一般的に優れた経営者は「検討」をなるべく使わないと言われています。
岸田総理が検討という表現を多用し、「検討使(けんとうし)」と呼ばれるようになって、検討を用いるイコール決断力がない人物、逃げる人物と批判的な意味合いで受け止められるようになったからです。
もし、年パスの復活を「やる/やらない」両方を含めて本当に検討しているなら、経営者として課題なり方向性を何等か述べるはずです。
じゃあ、このブログ管理人はどう考えるか?
皆さんも考えてみてください。
TDRの年パスがなくなって、誰か、何か、困りましたか?
↑
ここです。
ゲストにとって、パークに行けなくなった?
サイフさえ気にしなければ大丈夫です。
⇒OLC立場:ワンデイチケットでいつでも入れますよ、以前のような「買いにくさ」は解消しました。この夏休みは全ての日で当日の朝でもストレスなく買える状態です。
OLCにとって、年パスがなくなって売上や利益は低下しましたか?
逆です。
客単価(入園ゲスト1人1回あたり売上(利用額))は上がりました、コスト効率も改善されました。
年パス復活の最大かつ唯一の要素は?
OLCの経営が、客単価を経営計画の指標から外すことです。
経営計画において、客単価を下げてコスト効率を悪化させる計画を策定することが、最大かつ唯一の要素です。
株主目線で見ると、「何の意味があるんだ?」ですね。
逆に、経営計画の指標や客単価を重視する考えを維持して年パスを復活させるとなると、年パスでの入園ゲストの1人1回あたり売上が1万円以上になるように設定することになり、もし、年パス(のようなチケット)が再登場するとなると、どのようなスタイルと金額になるか、自ずと察しはつきますね。
OLCの経営が客単価を重視する以上は、過去のように「約10万円で1年に約300日も入れる」はあり得ないとブログ管理人は断定しますし、
年パスの復活に期待する人は、金額おいくらであれば客単価を低下させない年パス復活になるかを考えてみましょう。
あ!
方策はあります。
OLCが「客単価」算出の基準を変更すること。
新しい年パスのゲストを入園者数のカウントから除外し、客単価の算出対象から除外すること。
その手があったか(笑)。
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