宮崎には、強い強い苦手意識があった。

まだ私が社会人1年生の頃、宮崎で開催される社交ダンスの競技会に出場した。
競技会前日の土曜日、仕事が終わってからダンスパートナーの所へ行き、彼の運転する車で宮崎へ向かった。

私がまだ免許を取って間もなかったこともあるだろうし、多分、年下の女性である私に気を遣ってくれた部分もあっただろう。彼は、途中で交代することなく、休憩をはさみつつも1人で宮崎まで運転してくれた。

予定が何時間で着く予定で、実際は何時間かかったのかは覚えていない。しかし何にせよ、思った以上に長い長い移動時間であり、到着した頃にはクタクタで、ホテルに着いてすぐぐったり眠った。

競技会の成績は可もなく不可もないものだったけれど、それからしばらくの期間、彼は「あの運転のせいで体の感覚がおかしい」と言っていて、私はいたたまれなかった。
あんなに遠い宮崎に、無理して行かなければ良かったと、強く強く思った。



まあ、そもそも競技会前日の夜出発というのが良くないし、せめて交代で運転するべきだったという話なのだか。
そんな思い出のせいで、「宮崎はおそろしく行くのが大変な場所だ」という気持ちが強くて、神話の舞台としても有名な高千穂に憧れはあれど、自分では行けないでいた。

 

 

高千穂峡

宮崎県西臼杵郡高千穂町大字向山60-1

 

しかし今回、バスハイクの行先が宮崎の高千穂ということで、行ってきました爆  笑びっくりマーク

やったね指差し

 

 
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あの滝が、日本の滝百選に選ばれたという「真名井の滝」ね。

 

天孫降臨の際にこの地に水がなかったので、 天村雲命が高天原に戻って「天真名井」から水を汲んできた。

その水がこの滝の水源と伝わるわ。

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水は綺麗だし、この岩の感じがすごい!

 

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「柱状節理」っていうのよね。

 

そうね。
阿蘇山の噴火によって流れ出た火砕流が冷えて固まることで出来たのよ。

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もし個人的にまた来ることがあったら、ボートも乗りたい!
 

 

あれは鬼八の力石。

神武天皇の兄、三毛入野命が鬼八という鬼を退治したと伝わるわ。

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三毛入野命って、『古事記』『日本書紀』では、神武東征に着いていかずに常世に行ってしまった人だよね。

 

そうよ。高千穂の伝承では、常世に行ったのではなく、地元に戻ってきてこの地を治めたことになっているわ。

 

ひむか学 神話・伝承の地 三毛入命伝説 (miyazaki-c.ed.jp)

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高千穂は絶景もあり、アマテラスや神武天皇あたりの伝承も多い、大変興味深い場所である。
バスハイクだけではとてもとても回り切れない。
ほんのちょっと、さわりだけ。
 
でも、おかげで宮崎の嫌な思い出が上書きされて、素晴らしい所だったというイメージになった。
本当にありがたいことだ。
そのうち、自分でも時間を見付けて行くだろう。
 
 
 

歴史と自然をまもる会

 

素晴らしいね!