明後日新聞に寄せた最後の記事。
4年前のわたしが書いたことばたち。
やっぱり好きなことば、音、リズムというのは変わらなくて、
でも、4年の間に新しく得た感覚や美意識もあって。
2010年のわたしと向き合う時間は
「自分の変化」を楽しむ時間でもありました
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「スパイスはお好きですか?
ガイドツアーのお誘い」
個展会場に一歩足を踏み入れれば、逆さまになった世界地図を右手に、走り出したシベリア鉄道の風景を左手に、社主日比野の旅をなぞる、私たちそれぞれの旅が始まる。
始まりを告げる一本道を抜けると、現れるのは、真っ白な空間に展示された、そのとき、その場所でしか得られなかった色とりどりの獲物たち。
その獲物たちをより楽しむためのスパイスの1つとして、会場内には各地での出来事や、各獲物に関する写真などが添えてある。
それらは獲物を味うためのスパイスとしては十分であるが、もし、そこにさらに深みを持たせたいときには、ぜひ主に週末に行われるガイドツアーに参加してほしい。
展覧会初日に行われた、何とも贅沢な社主日比野によるツアーから得たさまざまなスパイスを、ガイドそれぞれが自分なりに味わい、よりよい味を引き出せるように頭を捻らせてせっせと準備してきた。
言うなれば、まだまだ見習いコックのようなガイドたちだが、社主日比野の獲物たちを十二分に味わって楽しんでほしいという思いは、もちろん立派に一人前である。
作品と向き合い、対話する一人の時間もとても魅力的でかけがえのないものだが、もし、そこにいつもと違う一味を加えたいときには、どきどきしながらスパイスを仕込んでいるガイドたちのお話に、耳を傾けてみてはいかがだろうか?

個展に合わせて行われた隅田川でのこよみぶね。
冬の寒さをまとった凛とした静けさと漆黒の空にあたたかい光。
後ろにうっすらと見えているのは工事中のスカイツリー

おまけ1)
2010年ときのわたしと職場のみなさん。
この頃はよく飲みました。
今でもみなさんと仲良しです

