食前・食間に
飲む理由が
あるんだよ
東洋医学×四柱推命で
こころとからだを整える
薬剤師
富山有希(とみやまゆき)です。
ブログを読んでくださり
ありがとうございます![]()
今日は薬局でお仕事。
最近、
漢方薬を処方する
お医者さんが
増えてるな、と感じる。
今日も、
整形外科にかかった
患者さんが
「僕、最近、
漢方薬の勉強始めたんだ。
○○さんにぴったりの
漢方薬だと思うから、
試してみて、って
先生に言われたんです」
って。
東洋医学好きとしては、なんか嬉しい
でね、
だいたい漢方薬って
食前や
食間に
(食事と食事の間。
だいたい食後2時間)
飲むようになってるんだけど、
「どうしても、
食前や食間に
飲まないとだめですか?」
と聞かれることも多い。
その理由と、
わたしが、どう答えるかを
書いてみるね。
漢方薬を食前・食間に飲む理由
1.より効果を引き出すため
漢方薬の成分は、
配糖体(はいとうたい)と
いって、
有効成分に糖のしっぽが
くっついたような
形をしているものがある。
有効成分が
効果を発揮するためには
糖のしっぽを
外さないといけないんだけど、
なんと、
腸内細菌が
この糖のしっぽを
外してくれるはたらきを
しているの。
空腹時、
つまり腸の中に
食べ物がない状態だと、
腸内細菌は
漢方薬の糖のしっぽを
外すはたらきを
してくれるけど、
食べ物がある状態だと、
食べ物の糖も
分解しないといけないから
漢方薬の糖のしっぽまで
手が回らなくなっちゃうんだ。
2.強い成分の効きすぎを
防ぐため
「附子」や「麻黄」などには
アルカロイドと呼ばれる
成分が含まれている。
このアルカロイド、
名前のとおり
アルカリ性。
だから
人の胃が
食事によって
アルカリ性に傾いていると
吸収が促進される。
吸収が促進、って
良いことのように
思うかもしれないけど、
効きすぎたり、
副作用が出る可能性も
ある。
どうしても食前・食間に飲まないとだめ?
わたしは、
「忘れてしまったり、
タイミングが合わなかったり、
胃に負担がかかるようなら、
食後に飲んでも
良いですよ」
と伝えてる。
今のところ、
わたしは、
漢方薬を食後に飲んで、
有害なことが
起こったという話は
聞いたことがない。
でも、
食前・食間に
飲んでほしい理由が
あるので、
どうしても
難しい場合は、
主治医の先生や
薬剤師に
相談してみてね![]()
すべての患者さんが
安心安全に
薬を使えますように。





