ご訪問有難う御座います🍀

  2回目の診察時、手術希望を申し出た時、家族も一緒に医師より技術的な内容の説明を受けます。

  全身麻酔が効いたら、約2センチほどヘルニアの部位の表面の皮膚や筋肉を切開→ヘルニアの上部に有る骨をドリルで削る(この骨は削ったあと元に戻らない。身体を支えている骨ではないから大丈夫ということらしい) →細い管を入れてヘルニアを切除する皮膚を閉じる。

  入院日に、麻酔科の先生より麻酔について説明あり。

  自分が麻酔で眠っている間の様子が想像できて覚悟はできたつもりだった。
   だが、想像できなかったことがあった。

いよいよ当日、手術室へ。

 病室から家族に見送られストレッチャーで手術室へ。
  まるでTVドラマのシーンのようだった。
  見えるのは天井だけ。まな板の鯉状態で、天井だけを見つめていると麻酔にかかる前から意識が遠くなるように感じた。
その瞬間、看護師さんが「目が回りますから閉じててください」と言う。
 さすがによくご存知だと感心した。そして患者を注視していただいてるということだ。
   私の目がキョロキョロ異様な動きしていたに違いない。

 手術室に入った。
大きな照明を見つめる私の顔を覗き込み、手術スタッフの方々が次々と自分の名前を名乗りご挨拶される。最後に執刀される見馴れた先生が見えてホッとした。いつもの笑顔だった。

手術は約2時間。
「⚪️⚪️さん終わりましたよー🎵」
先生の声で目が覚めた。
「えーっ❗️一瞬ですね〰️🎵」と私が驚いて発した声にスタッフの方々から笑いが起こった❗️

   いつ麻酔が効くのだろうと思い始めた瞬間の記憶しかなかった。

   先生にどこか痛いですか?と聞かれ、一番心配していた足が動くかどうかを思いだし、怖い運命の一瞬を見る思いで左足を動かしてみた。

動く❗️つま先も感覚が有る❗️足も上がる❗️

「痛みがありません。つま先に少し痺れが在るような感じです。ありがとうございました😍⤴️⤴️」

 それから夫と娘がベッドの側に来た。元気な私と2、3会話を交わし、安心して帰る二人を、私は痛みの消えた左足を上げてバイバイと動かして見送った。

良かった😵💨

手術フタッフも去りICUに運ばれて1人ベッド上。
   それからが最後の闘病だった。

左足は動いた、だが身動きが出来ない❗️
何故なら私の両腕両足、胴体から線が出ていて、医療装置や器具に繋がれていたから❗️

   顔には酸素マスク、左腕には1時間ごとに自動に測定する血圧器具、右手指に酸素測定器、腕に点滴。そしてオシッコを抜く管、背中には血抜きの管。両足はとてもきつい弾膝下丈の弾性タイツを履いた上にエコノミー症候群を予防するための装置が巻かれていて自動的に右左交互に締め付ける。(温泉宿などにあるフットマッサージのようなもの)
それから胸には心電図計測のものが何個か。
暫く顔も両手足も固定のまま。

  この状況に気が付いた途端に息苦しく感じた。
5分もいられない気がした。時は午後の4時近く。これから夕方になり、夜を過ごし朝を迎え、さらに日が高くなり、また再び午後になるまでの約一日❗️
どうやってこのままで過ごせるのか。
このときこそ、本当に気絶するのではないか、いえ、意識を失ってしまえたらどんなにか救われるだろうと思われた。
麻酔から覚めない方が耐えられたかも、、と理不尽なことも思った。

今まで、痛み止が効かない時を過ごしてきて最後にこの忍耐が必要とされることはまったく予想外だった。

 後5分、1時間耐えてみよう、、、何度も自分に言い聞かせていた。

  手術に必要なものの一番は、忍耐だった。
そして、もうひとつは、苦しいときを過ごした後の快適さを出来るだけ想像することだ。それがなんとも大変だった。

拙い文章を最後までお読み頂き、有難うございました。


病室側の廊下からの公園。これを眺めながらのエクササイズは心地よかった。